ジャンプ 2023年01号感想
はじめに
これまで私のTwitterアカウントでジャンプ関連の話題を語ってきましたが、
ツクールの制作垢でジャンプの感想を語るのも興味のない方には迷惑と感じたのでこちらで感想を語りたいと思います。全ての作品を扱うわけではないのであしからず。
背表紙
2022年はクイズ企画だったが、今年は様々なキャラクターの初登場シーンを振り返る企画。
初回はいつものようにルフィ。2017年1号の背表紙と被ってしまっている…。
ところで表紙の切り抜き、あしびではなくNo.100なのか。
2019年のように切り抜き枠がもう少し広ければあしびと一緒に並んでたのかも。(実際に夜桜も初回は六美と一緒だった)
ページ数他
定価290円、524ページ。合併号並の分厚さ。(実際、合併号である4-5号よりページ数が多い)
昔はこれだけページ数が多かったら合併号でなくても「×月×日特大号」って表記されてたはずなのだがいつから消えたのか。
ちなみにスラムダンクのポスター付録付き。背景のタイトルが見切れてしまっている。
この号の掲載順
掲載順の隣の3桁の数字はページ数です。
大東京鬼嫁伝を差し置いてギンリューがセンターカラーを獲得。
一方ロボコは2位。本来ならアニメ化記念巻頭が前年52号かこの号で貰えたはずのところに新連載が来たので2号での巻頭となった。
2022年12月の単行本刊行情報
※並びは連載開始の古い順です。
呪術廻戦・21巻
アンデッドアンラック・14巻
マッシュル・14巻
僕とロボコ・11巻
アオのハコ・8巻
あかね噺・4巻
すごいスマホ・2巻
アンデラ、ロボコを購入。すごスマは書店では見つからず、ブックオフで中古で購入。
ロボコの今回の表紙はハンターハンターでした。
12巻はあやトラ、13巻はマッシュルと予想していますが果たしてどうなる?
01・人造人間100 #1
2022冬の新連載はこれでラスト。
2021年の金未来優勝作品の連載版。
100体の人造人間が究極の生物を目指すべく優れた特性を持つ人間を殺してその特性を奪う、という世界で
そうした人造人間たちに家族を惨殺された主人公・あしびは
人造人間No.100と協力して人造人間を全滅させる条件と引き換えに
彼女に肉体を明け渡すという契約を交わす、という内容。
この時点ではただただ人造人間を蹴散らし続けるという内容では
すぐにマンネリ化しそう…。と危惧していたのだが果たしてどうなることやら。
他の癖が強くてダークファンタジー漫画であるにも関わらず今冬の新連載の中では万人向けと言えてしまうのですがマッシュルギンリュー相手にどこまで迫れるのかに注目。
02・僕とロボコ #116
ついにアニメ開始ということで主人公2人が感慨に浸る回。
ロボコの中での記憶がかなり美化されていますがアニメと見比べると「あーそういえばそうだったな」となって面白い。
ところでアニメでロボコが読んでるジャンプって2021年46号のロボコVer.なんですよね。(本来はヒロアカ表紙)
おまけに今回の新連載である「人造人間100」の読切版も載っています。
実は人造人間の連載化を祝う意図もあったのか…?
03・ONE PIECE #1068
ベガパンクの夢は「科学で世界中に無償でエネルギーが行き渡る世界」を作る事。
エネルギー争いがなくなれば世界は平和になるのでは、ということで私は
「ロックマンゼロ」のシエルを想起したのだが、
あちらではエネルギー問題を解決しうる発明「システマ・シエル」は実現したものの、
結局そのエネルギーも上位層に独占されてしまう、という落ちだったはず。
折角ベガバンクがシステマ・シエルに相当するものを世界に発表したところで似たような結末になってしまうのか…。(そもそもロクゼロでは悪用すらされていたような)
そしてルッチ再登場。ルフィが彼のことを「ハトの奴」と憶えていたのが意外だった。てっきり虎として認識していると思ったものだから…。
06・イチゴーキ!操縦中 #2
今回から破天荒な学校生活がスタート。
感想としてはもはや一剛木の突っ込みの通りですね。
クラスメイトも先生もおかしな状況に慣れているのか、気に留めてないだけなのか、あえて気付かないフリをしているのか…。
08・一ノ瀬家の大罪 #4
1~3話と結構話題になってて期待値も高かった本作。
ところが4話にきて評価が落ちてきているように感じますね。
内容は翼と中嶋の仲が悪くなった原因について。
この漫画…というよりこの作者の作品って基本的に鬱要素で構成されているから読んでて苦しくなるんですよねぇ…。
11・暗号学園のいろは #3
扉絵の壁の落書き、よく見ると「Cipher Academy」(本作の英題)だ。
色の塗り分けに何か意味はあるのだろうか?
それにしても暗号学園がほぼ女子校と考えれば当然だが凍が女子なのは意外。(海外のWikiのページ見るまで何となく男子と思っていた)
いろはが恥ずかしそうにしているコマで「いきなり男女が…」と発言した時に女子はいろはの方だとしか思えなかった。
そして相変わらずの難解謎解きは健在。一ノ瀬同様人を選ぶ作品ではあるにせよ、今回どころか2022年の新連載の中では一番好みではある。
14・ギンカとリューナ #13
学会書庫へ。夜桜の図書館潜入ミッションを彷彿とさせる内容だなあと。
本の中に魔力が詰まっててポップアップ本みたいに中身が立体化する、ロマンありますね。
そしてシェヘラザード登場。どうやら相手の肉体を切り取る魔術を使えるようだが…?
16・夜桜さんちの大作戦 #157
凶一郎のターン。百に糸の能力を教えてもらった様子の回想で笑ってしまった。親バカなシーンが見られて良かった。単なる嫌われ者には終わらせないのは好印象ですね。
そしてラストの見開き、凄いですよね…。ついに開眼ですか。
この勢いだけでも今号のベスト作品と見なして良いでしょう。
19・アンデッドアンラック #138
黙示録オープン。
そもそも課題ってUMA追加と1年スキップの罰だけでパスできたのか。
風子の舐め切った余裕の態度に困惑する円卓メンバーも良い。
そして受けることになった課題の報酬が第3席の追加って…未だに席が2席しかないのね。
元ネタ通りなら報酬次第で最大で12席まで増やせるのかな。
20・大東京鬼嫁伝 #14
おや、進太がいない?…と思ったら、何と何者かに誘拐されていたのだった!
またしても狙われた進太なんだけど今回の相手は神血目当てじゃないのね。
始めは「え?こいつと一緒に住むの?」とか思っていた進太も、愛火を大切な家族だと思っているからこそ殺されそうになっても怖気づくことなく対処できるのだろうか?(まあ並の精神力で出来る対応じゃないが)
連中は地下鉄に基地を作っていたらしいがそもそも鍵はどうしたのか。
妖怪の力で突破できるのかな。
21・PPPPPP #60
ファンタが古須に指揮を提案。
ラッキー達と組んでどのような演奏が行われるのかに期待していきたいところ。(この作品はH×Hと対象的にコマが広くて台詞が少ないから感想がどうしても短くなってしまう)
WEEKLY週ちゃん
今年の背表紙&目次等のデザインについて。
今年の背表紙って2020年の色違いにも見えるような。
まああちらと違ってちゃんと背表紙企画はあるが。
目次コメントピックアップ&一言感想
次回作が始まってもまだ「ジモトがジャパン」の話してるよ…。
江ノ島先生って松井先生の弟子だったのか…。
誤植があって去年の45号の肥田野先生のコメントになっていたそうな。恐らく21作品が載るのは45号以来だからそこが関係しているのでは…?その号でもドベはすごスマだったし。(これはTwitterで公開された本来のコメント)当のTwitterではお詫びの文言の後にこの内容という落差に結構受けてた様子。
みんなして下痢。本当に大丈夫なのだろうか??(ブラクロは大丈夫じゃなかったのかこの後2・3号で突発休載することに)
今週のベスト3
1位・夜桜さんちの大作戦
2位・アンデッドアンラック
3位・大東京鬼嫁伝
次点・PPPPPP
時々ドベ付近の作品ばかり面白く思えることがある。(今回だとドベ3までが全て次点までには入っている)
おわりに
こんな感じでお送りしていきます。この欄では裏表紙について言いたいことがあれば言います。
感想が出るまでにだいたい発売から1ヶ月くらいかかるものと考えて下さい。2ヶ月以上空くかもしれません。
マッシュルの感想は追い付き次第追記する予定です。
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