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八十八夜

こんにちは。
宇治はお茶摘みが始まるよ~!ということで、
茶農家の友人なんかは、殺気立っております。
こんな時期にのんきに遊びに誘おうものなら、
手伝いにこいと言われます。
ですよね~。

相手は生き物、柔らかい新芽は
日がたつほどに大きくなり、
どんどん葉っぱになってきますし、
朝晩はまだまだ冷えるこの時期、
うっかりすると寒さでやられる
葉も有ったりなんかして。
ウカウカしていられないのです。
御茶摘みさんの争奪戦にもなりますしね。

さて、八十八夜です。
何故、八十八夜(はちじゅうはちや)なのか、
え~っと、、
『立春から数えて八十八日目を、
なぜ「八十八夜」と呼ぶようになったかというと、
ちょうどこの頃が種まきや田植えの準備、
茶摘みなど春の農作業を行う時期に
あたっていたからです。八十八夜の数日後は、
二十四節気でいう「立夏」、昔の人びとはこの時期を、
「夏の準備を始める目安」ととらえていたのです。』

『お茶の新芽に含まれる成分は、
八十八夜前後のものが一番豊富。
というのも、お茶の葉は、
冬の寒い時期にゆっくりと養分を蓄え、
春になると少しずつ芽を出し始めます。

このため、いち早く芽吹いた茶葉を
収穫してつくった新茶(一番茶)は、
その後に摘まれる茶葉よりも
栄養価やうまみ成分が多く含まれているのです。
昔の人は、成分を調べる技術や知識がなくても、
経験的に「新茶」が優れていることを
悟っていたのでしょうね。
事実、新茶・一番茶は、その後に収穫される
二番茶や三番茶に比べて、
爽やかで甘味が強いとされている』
だそうですよ~。

近所の地方紙にも八十八夜の記事が
載っていましたのでここに載せますね。

何だか爽やかな茶摘み風景ですね~。

実際、こんな格好で摘んでいるかというと
そんなわけはないのですが、歌にもあるように、
昔は、赤いたすきがけでほっかむりという
出で立ちで摘んでいたようです。
着物の時代ですね。

いま?
腕カバーと麦わら帽子かな?
宇治は、寒冷紗(かんれいしゃ)を掛け、
直射日光が当たらないようにし、
葉をゆっくり成長させて甘みを凝縮させるので
帽子は被らなくてもいいかもしれません。
一日中日陰で仕事。(案外寒い)

そして宇治は、九州や静岡のように
開けた場所でドーンと作る茶畑は少なく、
斜面や、水はけのいい場所に少しずつ
木が生えている茶畑が多いので、
日影が多いです。(だから寒い)笑)

なので、手摘みが多いです。
機械でバリバリ―っと刈り取れません。

そうそう、地方紙に
美味しいお茶の入れ方も載っていたので
ここに載せておきますネ。

抹茶以外は、少し温度を覚ましたお湯で入れると
苦みが出ません。
(一度きちんと沸かさなくてはダメですよ。
最初からぬるいのではだめです)

ま、字が細かいから、
ま、本当に美味しいお茶を入れたい方は
キチンとしたお茶屋さんに茶葉を買いに行って、
そこで一度お話を聞いてください。
定員さんがさりげなく入れて下さるお茶でも
なんか、メッチャおいしくね????って
思いますから。(すごいよね~)

え~っと、美味しいお茶の陰には
美しい朝日焼の器が似合うよ?
ということで、作りにいらして下さるか、
ギャラリーにお越し下さるか、
オンラインショップでお買いものしてくださると
我々嬉しいですよ?

GW,元気に営業しておりますので、
陶芸体験をご希望される方は、
ダメもとでお問い合わせくださいね。
本当にダメだったらごめんなさい
(どっちやねん)

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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