見出し画像

エッシャー展

そういえば、エッシャー展のお話が途中でした。
え?もういいって?
そんなこと言わず。
次にエッシャーの大きな展覧会が来るの、
たぶん25年後。
(20代の時に見て以来、久々に見たよという、
勝手な憶測で申しております)

えっと、今日はエッシャーの中期ね。

物語の中のいち場面・・
だったはず。

いかん。こちらの記憶もあいまいになってきた。
最初は絵本の挿絵から始まって、
その後、少しずつ作品を発表する場を
広げていっていたはずですが、
細かい流れを忘れてきております。

上の作品の何を感心したかというと、
暗い夜道に街灯がともっているだけに見えるでしょ?

ぜんぶ+の集合体で構成されてるねん。
気が遠くなるわ。
大聖堂の上から下を見た図。
遠近法がガッチリ生かされていますね。

陰影と遠近法を駆使して、
その荘厳さや大きさを表現する。
何が怖いって、下を歩いている人々の書きこみ。
近づいてみますね。

ああ、人おるな~と思うでしょ?
自分が観光客になって
大聖堂を歩いている時、
上から見られていたらこんな雰囲気なはず。

コレ、版画。
どんだけ細かい仕事よ!
喋られている声の反響まで聞こえてきそうで
怖ささえ感じます。
(いや、気楽に見れますけれどもね)

この次の部屋から、
スペイン旅行で見たアルハンブラ宮殿・
メスキータなどで刺激を得て、
テレゼーションという技法を研究するようになります。
テレゼーションとは、三角、四角、六角形などが
タイルの様に隙間なくしびっしりと敷き詰められて
表される幾何学模様のことを言います

とある財団からの執筆依頼があり、
「平面の正則分割」という本を書きます。
そこで、上に書いた連続模様(テレゼーション)などの技法を
(自分の中で)整理を行い、
それを表す版画を制作したそうな。
(多分あっている説明)

と、こんなところで、今日はお終い。
次回は、「四角の連続タイルが鳥になる」
をお送りいたします。
それではまた明日!
Please stay healthy and stay safe.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?