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北海道マラソンを終えて

今年の3大目標の1つである北海道マラソンが終わりました。
優勝が目標でしたが、結果は3位。                  特に大きな怪我もなく練習は継続してできていました。          それなのに何故レースで走れなかったのか。

試合が終わってじっくり考えてみて、いくつか思い当たる節があるので、 書き留めておこうと思います。 

まず、良くなかった点で1番気になったのはレース直前になっても疲労感が強かったことです。                      

マラソン練習をしているときはいつもフレッシュな状態ではないですし、苦しい中でどれだけ動かせるかという感じで練習をしているので、どのくらい負荷をかけて良いのかわからないところがあります。      

前回の初マラソンの大阪国際のときも試合前は少しだるいなぁという感じはありました。                             ですが、今回は筋肉の疲労もかなり強く出ていて、自分でケアをしてもトレーナーの方にケアしてもらってもなかなか思うように回復しなかったです。 

spo2(経皮的動脈血酸素飽和度)も直前まで計測していましたが、最終合宿地の九重の時点でいつもより数値が低く、東京に戻ってからも戻りが悪かったので、やはり回復がうまくできていなかったのだと考えられます。 

もう1つは内臓疲労。レース前は2.3日前くらいから炭水化物を少し多めに摂っていきます。いつもは一気に体重が増えたら困るので、食べ過ぎないようにと気をつけるのですが、今回はいつもより少ない量でも苦しくて、あまり食べられませんでした。 

レース中も中盤くらいから内臓疲労を感じていたので、元気な状態ではなかったのでしょう。 

日本のマラソン界では「今の選手は昔の選手に比べて練習ができない」  「もっと走り込みをするべきだ」と言われています。 

もちろんハードな練習をすることは大切ですが、それ以上にスタートラインに立ったときに身体が万全の状態で元気であるということが重要なんだなと感じました。

 普通に考えて、2時間以上走り続けるのは身体に大きな負荷を与える行為なので、走り初めから何処かに異常があったら地獄でしかないです。

 試合の数週間前に少し怪我をして、何日か完休したら意外とレースは結果が出たというのはよくある話です。 

レース前に何日も走らないということは、怪我等なければあり得ないことですが、これが良い方向に働くということは、身体がその間にフレッシュになったということ。

 次回からのレースは元気な状態でスタートラインに立てるようにしたい。まだ経験が浅くて、絶対にこれをすれば良いというものがわからないけど、今回の経験が無駄にならないように少なくとも次戦は同じ失敗はしないように取り組みます。

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