十九日目

 腕のだるさが、ほぼ痺れに変わりつつある。下にだらんと垂れ下がった状態でいると、右だけびりびりと継続的に電気が走っているような状態。唯、だるいよりは大分楽だ。
 活動は通常よりハードに動けている。夏仕様の敷物を洗ったり、こたつ布団を干したり、キッチンにも立ち続けた。
 書く作業にもがつがつと向き合う。
 明日、仕事の応募のためにハローワークに行こうと希望を持っているし、目標の雇用形態からは一番遠いが、繋ぎぐらいにはなってくれそうな、したい仕事だがパートで時給の面接も決まった。しかし何かが違うと心が訴えている。書いて生きて行きたい気持ちばかりが募るのに、なかなか思うように書けないというジレンマの中で悶々としている。自分が正しい道を歩いている気がしない。しかし世の中は、自分の思う生き方が簡単に出来るようには出来ていないのだということから、目を背けられないのだ。
 体が万全ではないせいだろうか。前向きに暮らす…という、基本的な望む生活から、遠ざかっていくようで苦しい。
 色々なことが通常に限りなく近く出来るようになっても、問題は山のようにあるのだと理解せざるを得ない日になった。

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