マガジン

  • 求職リアル‼

    人生何度目かの求職活動。 生活の大半を占める仕事という、生きて行くための居場所探しは、社会に出て働くという現実の難しさと厳しさをまざまざと見せつける。 働くことは生きることなのか、生きることが働くことなのか。 すったもんだの現在進行を、リアルに綴ります。

  • 出戻り小学生

    根っからの学校嫌いが大人になって、まさかの学校で働くことに…。 現場における謎と不思議、笑いと感動に溢れた日々の記録。 今でも、戻れるのなら戻りたい…。

  • コロナ日記

    コロナになりました。今更…。 基本健康体も流行に乗った、コロナ生活の記録。

  • 小説

    小さな物語を書きました。何だかイタい話になっています。でもそれが現実。外に出したがボツになった…そんな原稿です。 こんなこともあったな…と思い出し、イタいけれど懐かしくも感じる。そして、自分がいかに、誰かが提示した〝テーマに沿って〟書く…ということが苦手だかわかったのでした。

  • 夢と希望たち

    社会に出て、思えばずっと、就労問題で悩んでいる気がする。同じでなくても繰り返してもいる。そんな初期の苦難の中で、もがいてもがいて、何とか希望を見出そうとした。初期ではない今も、夢は捨てられずにいる。結局、夢も希望も、生きる糧以上にはなれないのかも知れないけれど、どちらも失くせば、生きて行けなくなる気がする。光を探した…そんな記録。

最近の記事

12月8日

 求職サイトからの応募で初めて、面接日調整の連絡が来た。  実は二件応募し、働きたいのは近隣の事務職だったが、こちらはあっさり書類選考で撃沈。勢いで応募したもう一件から〝面接〟という返信が来たのである。  面接…といっても、〝面接会〟とある。普通の面接とは違う匂いがする。催し物会場みたいなところに、人が沢山いるイメージ。実際は判らないが…。  まさか面接…という話になるとは思わなかったので、大いに戸惑っている。興味のある仕事ではあるが、調べれば調べるほど、自分に合った職場とは

    • 12月7日

       ネットで仕事を探してばかりいるせいか、派遣会社の求人広告がやたらと入る。居所は割れているようで、近隣の求人もそこそこあるのだと知り、詳細情報を探ろうと、ついついクリックしてしまう。  派遣…。就職環境として希望は0だが、既に無職も9ヶ月目に入ると、何なりと出来ることをしないと貯金が底を尽きるのも時間の問題だともやもやしている。  たまたま読むことになった、群ようこさんの『れんげ荘』という小説の主人公が、無職をしている女性なのだが、彼女は大きな蓄えで将来を見据えたうえで始めた

      • 12月6日

         このところ、求職サイトからのメールが急激に増えている。コロナは第三波が来ているようで、過去最多の感染者を連日記録しているが、就職市場は徐々に活気を取り戻しているのか、新年度に向けて求人数が増えつつあるのか、実際のところ判らない。相変わらず内容が頓珍漢なので、〝これぞ!〟というものは皆無だ。私のどの経歴を見て応募を勧めるのかわからない、謎な職種が目白押しである。  いよいよ年末の大掃除月間に入り、連日家中の隅から隅まで事細かく拭き倒している。毎年ぎりぎりまで半泣きになりながら

        • 12月5日

           前回書いた、市の広報に載っていた求人が、今月の広報でも募集されていた。  あの後、週の終わりに返信が来たのだが… 『他にもご質問等ございましたら、下の連絡先にお問い合わせください』と、丁寧な回答の最後には、電話番号が記されていた。  問い合わせ先にメールアドレスが書かれていても、電話の方が早いということなのだろうが、ならば何故、問い合わせ先のメールアドレスが記載されているのか疑問に思う。送られて来た返信で充分事足りたので、電話することは無かったが、その週末、インターネット上

        12月8日

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        記事

          11月12日

           市の広報に載っている求人情報の詳細を、HP上で探るが、なかなか行き当たらない。毎月載っているので、なかなか人が決まらないのかと思っていたが、調べてみれば至極見つけにくい載せ方をしており、見つけられる人がいないせいで決まらないのではないかとさえ思った。  気になる教育関係職も、資格や免許の有無が記されていない職種がある。かといって、〝不問〟という記述も無く、どういう人間なら応募できるのか、若しくは登録できるのか、判断が付かない。いずれにせよ、採用の見込みを感じてもらえなければ

          11月12日

          11月9日

           嫌々やったことは大概失敗する。そう自覚したものだから、石橋を叩き捲って結局渡らない…そんな生活になって久しい。決して良い傾向だとは思わないが、無理に渡って上手くいった経験がない。それだけは真実なので、今は自分を信じるしかないと思っている。誰も否定しないのは、それだけ人と関わる機会が減ったからかも知れない。先日、大枚をはたいて大きな買い物をしたことを知った弟が言った。 「血ぃ吐くまで働けよ!」  仕事も無いのにそんな大金使って…と言いたいことだけはわかったが、今の私は少々おか

          11月9日

          10月11日

           今月に入って、求職者マイページから求人検索が出来なくなった。保存していた希望条件がクリック出来なくなっている。マイページではなく、トップページからの検索は可能なので、検索自体出来なくはないのだが、複数の希望条件を毎回一から入れ直さなければならず、かなり不便だ。また、気になる求人があってもマイページに保存出来ないので、比較検討しようにも5ケタ+8ケタの求人番号をいちいち控えておいて、その都度入力しなければならないため、面倒で仕方がない。  問題を解決したくてメールで問い合わせ

          10月11日

          10月9日

           このところ、求職サイトから入る〝スカウト〟メッセージの内容が、保険外交員か警備員の二択になって来た。  どちらの経験も無ければ、どちらのスキルも無い。希望職種として登録もしていなければ、勿論、今後希望する予定もない。  機械が人工知能を上回る日は遠くないらしいが、既に上回っている分野もあるように聞いた気もする。本当だろうかと訝しい。  少なくとも、求職サイトに関しては、〝人の心、機械知らず〟といったところか…。  先日、遊びでやった心理テストで、適職診断をした。回答の際

          10月9日

          10月3日

           10月に入って、求人数がドッと増えた。といっても、惹かれるものが皆無なのは変わらない。  月初めはいつも、有り得ない量の求人が入る。それはほぼ毎月の常で、珍しい事では無い事にいい加減気付いている。私にとっての〝求人〟が無いことにもそろそろ慣れてしまったが、それを「仕方ない」と思ってこの先の人生を生きて行けるわけではないので、もどかしい。  最近、自分に暗示をかけることを忘れていた。 「なるようにしかならない」という言葉も、すっかり忘れていたのだ。  日常を退屈だと感じ始めて

          10月3日

          9月25日

           今日、最後の認定日を迎えた。コロナによる救済措置のお陰で、60日伸びた給付期間だったが、与えられたチャンスは無駄に終わった。  認定日が近付く度に焦った。自分の道だと思える場所が見当たらず、100点満点など無いのだという諦めと、兎に角仕事がしたいという思いから、少しでも条件に引っかかればチャレンジは続けたものの、何ひとつ結果には繋がらなかった。その都度落ち込んだが、何処かでホッとする気持ちもあった。妥協しながら受けた面接は、自分についている嘘に対し、愛想笑いを浮かべているよ

          9月25日

          8月11日

           丸一ヶ月書かずにいたのだと、今初めて知った。書かなかった理由をここに記すのは止めにする。受け入れられないこと、受け入れ切れないこと、受け容れたくないことがずっと心の中に鎮座している。ようやくこのフォルダを開く気になったのは、何度目かの振出しに戻ったせいだ。  先ず、オンライン面接から二次面接に臨んだ遠方の求人は、見事に撃沈した。想定外のことが多過ぎて、プラスマイナス0になるのだとしたら合格もあり得るのではないかと錯覚したが、ご丁寧に成績付きで送られて来た合否結果のメール

          8月11日

          7月11日 ②

           友人おすすめの店で食事する。思っていることを黙っていられない性格なので、こんな機会さえなければ仕事が決まるまで会うつもりがなかったことまで話したが、彼女の方も連絡し辛い雰囲気を察していたようだった。  会わない間の一年間、私の身の回りではあまりにも不本意なことが続いたため、その話を捲し立てるのに終始。優しい友人はひたすら聞き役に徹してくれた。  面接経験が一度も無く、実習先にそのまま就職した後、結婚と子育てを経て、再び乞われて元の職場に戻った彼女は、私のような苦労をしたこと

          7月11日 ②

          7月11日 ①

           まさかの一時通過を果たしたオンライン面接の、二次面接に臨んだ。 片道二時間の遠方。万が一、合格して通うことを考えたら不安の方が大きい。しかし不合格なら再び路頭に迷うだろう。働くことを望むから、この無謀な求人にさえ応募しようと思ったのだ。  面接先は、一年近く会っていない友人が住む町で行われる。ばりばり働いている人との関われば、自分と比較して落ち込む原因になるという自覚があるから、ちゃんと仕事が決まるまで連絡はしないことにしていた。しかしわざわざ出向くのに、数十分の面接を済ま

          7月11日 ①

          7月10日 ②

           犬の調子が悪い。  食べるのでまとめ買いしたウェットフードも食べなくなった。栄養が足りているのか心配。好きな筈のトマトや納豆、豆腐にもそっぽを向く。スイカはテンションが上がるらしい。昼には米に緑イ貝やゴマを混ぜたお焼きを、夜には豆腐ハンバーグを作ってみたら何とか食べた。  耳を痒がるので見ると、皮膚の色がグレーになっていた。元々凄く綺麗なピンクだったのに…。黄疸の不安が募る。歯茎もやたらと出血する。おやつはいつも以上に欲しがるが、心配しかない。  仕事が決まらず、彼と居る時

          7月10日 ②

          7月10日 ①

           7月上旬に発表を予定されていた採用試験に落ちたことを、一昨日知った。〝上旬〟の範囲に迷い、2・3日前からHPを確認してはいたが、なかなか結果が表示されなかった。8日を上旬と呼ぶとすれば、10日を過ぎれば中旬になり、20日を過ぎれば下旬になるということか…。8日で既に中旬が近いと感じていた私は、大分せっかちかも知れない。  自分なりに解けた気がしていたので、やはり不合格という結果には落ち込む。一次試験で約十倍の倍率。400人以上の応募で、合格者は40人ちょっとなのだから、落ち

          7月10日 ①

          7月5日

           母が通う美容室から、ヘナ講習会の誘いを受けた。講習費は無料で、材料やテキスト代もかからないらしい。人と出会うことのない昨今。それどころか、コロナ禍と無職の引き籠りが被って以来、身内やご近所以外と会話することさえなかった。特に興味を引かれたわけではないが、将来的に何か役立つかもしれないし、時間だけはある。気分転換に参加することにした。  ルートを調べると車で10分の距離。しかしナビにその場所は表示されず、調べた通りの道を走れば、車一台も通れないような細道に誘われる。Uターンを

          7月5日