この反省を忘れないように

あまり明るい話ではないのですが、昨日起こった出来事を自分のために書き記しておきます。

私は精神疾患をかかえています。
そのため、調子が悪いと、希死念慮でいっぱいいっぱいになってしまうことがあって。
昨日もそうでした。

家族が嫌なわけではないけれど、家にいるのが苦しくなって、家を飛び出して。
フラフラになりながら歩いて、公園に辿りつきました。

恋人が心配をして電話をかけてきてくれました。
すごく、すごくありがたいことなのに、自分の心に余裕がないから、当たってしまいました。

当たってしまう自分が、嫌でした。

死のうと思いました。

最近、恋人や友人や家族からの愛情をひしひしと感じながら生きているので、死にたいと思うことが少なかったし、そう思っても実行しようとは思わなかったのですが、昨日は久々に「死のう」、そう思いました。

別れなければいけないとも、思いました。

別れたくなんてありませんでした。
私は大馬鹿者です。

けれど、付き合ったまま死んでしまったら、恋人は私の影を追い求めながら生きることになってしまうと思い、彼にはもっと良い人がいるのだと、思いたくもないことを自分に言い聞かせながら、「別れよう」と声にだして伝えました。

希死念慮のせいで口から出たその言葉は、望んで出した言葉ではなかったし、彼にとっても苦しい言葉だったと思います。

思ってもいないことを言葉にするのが辛くて、涙がボロボロ溢れました。
公園でひとり倒れこんで泣きました。

恋人は遠く離れた場所に住んでいます。
こんなことがあったら、彼は、近くにいれない自分を責めてしまう。
それがわかっていたから、尚のこと申し訳なさでいっぱいになりました。

会話ができる状態ではない、混乱状態に陥ったため、私は電話を切りました。
彼は心配して、何度も電話をかけてくれましたが、私はそれを拒みました。

少し落ち着いてから、電話に出ました。
その時の彼の第一声が、今までに聞いた事のない心からの安堵の声で、その声を聞いた時、私は取り返しのつかないことをしてしまったのだと気が付きました。

彼のことを大事にしたかったのに、私の言葉でたくさんたくさん傷つけました。
謝っても謝りきれないし、どうしたらいいのか、分かりませんでした。

大丈夫だよと、あなたが生きていてくれてるならいいんだよと、サポートしてくれる恋人には感謝しかありません。
けれど、その感謝を伝えるでもなく、思ってもいない言葉で傷つけて、彼をこの世に置き去りにしようとした私の愚かさが、苦しいです。

精神疾患がなければもっと上手に生きられたのかな。
上手に生きるってなんだろうな。
なにも分からないのですが、とにかく。

私は二度と心にもない「別れよう」を言いたくありません。
そして、どんなに辛くたって、まっすぐに生きて、彼と最期まで寄り添っていきたいです。

日々周りの人達に支えられているのを感じています。
その実感は幸せなことです。
その幸せを噛み締めながら、不器用でもいいから、とにかく生きていこうと思います。

自分のための備忘録でした。

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