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浦和画家 池袋モンパルナス 自由文化都市

浦和画家集結⭐︎

会館や議事堂や聖堂、原野の中の別所沼…

今は目にできない風景が、画家の心の目を通して映されます^_^

関東大震災後、上野へのアクセスもいい浦和に続々画家が移ってました。
その気風は今にも
2020年に開催されないまま撤去された展示が復活!

うらわ美術館開館22周年「芸術家たちの住むところ」

#大宮 のランドスケープもエキサイティングですが、#浦和 の風景も深い⭐︎
描かれた場所巡ってみては
#artsightama #さいたま市

前期は6月19日まで⭐︎

池袋モンパルナス
上野からの適度な距離感ということで、アトリエ村が形成。「浦和画家」と同様
近年再評価され、

#池袋モンパルナス回遊美術館
が地域各所で開催中⭐︎

「池袋から長崎町にかけては、芸術家と称される種族が住んでゐる…地方人の寄り集りであるこの植民地東京の中でも最も人種別においてバラエテーに富む池袋附近は、従つて東京人の精神的機構を語る材料がタップリある…」
小熊秀雄「池袋モンパルナス」

【池モ2】#池袋モンパルナス回遊美術館 
が25日まで開催(^ω^)
雑司ヶ谷エリアで、林美蘭さんも展示
美術史の中の「女性像」を捉え直す試み
独特の採光に、人の心も照らし出すよう。
現実の事件やコロナ禍も背景にしつつ
背景から浮き立つ人物像は、モノをこえて魂を投射
ときに不穏ともいえる影や、かき消された何かの跡…
来週ころに大きな新作も入れ替えで準備とか再び期待(^ω^)
カフェ ソレカラ

【池モ3】豊島区郷土資料館
東京のはずれだった池袋かいわいは、鉄道敷設、関東大震災避難者の移住で発展
大正デモクラシーが濃密に流れこみ、「赤い鳥」などの児童文化、教育機関、芸術が花開く
「東京とは一体誰のものだらう、それは誰の所有でもない、
実は『殖民地東京』と呼ぶにふさはしい、地方から出てきた人々の土地である…」

#池袋モンパルナス回遊美術館

【池モ4】自由空間
「日常」がハック/侵攻される中、 
下からの「自由空間」確保が喫緊の課題⭐︎
ストリートの公共空間、
ウォーカブル(歩ける)都市が世界の潮流に

消滅可能性都市とも言われた豊島区の池袋は、次々と再開発が進み、
いまやあちこちにベビーカーを押す人々が
公共空間の代表例となった南池袋公園
まちなかリビングを共有する「リビングループ」を展開するグリーン大通り

都市の大転換の中で、池袋モンパルナス回遊美術館など芸術祭の展開が
大宮でもグランドセントラルステーションや旧庁舎をはじめとした東口の再開発が進む中
芸術祭やアートプロジェクトが展開します(^ω^)
昨年アーバンデザインセンター大宮がストリートデザインまちづくりについて、池袋のアクターと討論してました
池袋のディアスポラ化と再回帰のエルサレム性なども?
UDCOシンポ 池袋とともに考えるストリートデザインまちづくり

【池モ5】自由文化都市
「ここに理想の煉瓦を積み/ここに自由のせきを切り/ここに生命の畦をつくる…」
小熊秀雄詩碑(旭川市)
池袋の自由とともに生まれた
池袋モンパルナス
しかし弾圧の時代の中、雲散霧消
⭐︎
「…言葉の自由は私のものだ 誰の所有(もの)でもない
突然大泥棒奴に、
-静かにしろ 聲をたてるな― と私は鼻先に短刀をつきつけられた…」
小熊秀雄「馬の胴体の中で考へてゐたい 哀隣詩集」『流民詩集』:戦前は検閲のため 刊行できず、戦後1947刊
⭐︎
「校歌 栄光の立教」 1926年
「…芙蓉の高嶺を雲井に臨み 紫に追える武蔵野原に
いかしくそばだつ我らが母校 見よ見よ立教
自由の学府…」
⭐︎
「自由の歌」(自由学園)1932年
「…見よ火の柱 雲の柱の/我らの前に 常に進むを
日々にゆたけき たまものうけつ めざす自由をついにかちえん…」
⭐︎

立教の蔦は既視感
それもそのはず聖公会川越教会の蔦は立教由来
さらにいえば立教の蔦は自由学園から来ています(^ω^)

#池袋モンパルナス回遊美術館 に合わせ、立教大学名誉教授で、前自由学園最高学府学長の渡邊先生が名講演。動画がアップされています、ぜひご覧ください^_^

渡辺憲司氏特別講演会「私の池袋-自由文化都市池袋とモンパルナスの文化-」

【池モ6】#池袋モンパルナス回遊美術館
の裏で
アーティスト運営の書店
コ本や
も静かに営業⭐︎
メディア研究者桂英史の個展「イェイツの伝言 β」が開催中です。
世界との接続、非接続を感じさせます⭐︎

「…尻が落着くやうになるには、東京の機構に喰ひ下がる術をしつてからである、
その機構なるものは、物質的、経済的機構ばかりではない、精神上の機構をも知る必要がある…」
小熊秀雄「池袋モンパルナスー月下の一群の画家ー」

「…なかでも神経質をもつて売物とする芸術家の生活において、脳の働きと心のチックタクの状態が醸し出す不思議な雰囲気は恰も巴里の芸術街モンパルナスを彷彿させるものがある…」
小熊秀雄「池袋モンパルナス」

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