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音と光の変容 cocoonさいたま明日まで! だれしもに席

cocoonさいたま公演
サイコウでした…0 0

さあ、まもなく⭐︎
cocoon
さいたま芸術劇場は、駅側楽屋横入り口のガレリアから入り、中央の光庭でまどろんでからがオススメです^ ^

開演します!
#マームとジプシー の cocoon @さいたま芸術劇場
開演前から沖縄の音がリフレーンされてくるのです
明日まで公演してます^ ^
同時に別のホールで岡田利規さんの公演もおり、熱気⭐︎


まず、こんなにも、優しく始まるのかと…

以前は、平たい所で三方を客席が囲み、ステージが回転木馬のように、展開したので、今回大ホールで、ステージと客席が真正面で、どうなるかと思いきや、まったく想像超えました……音が、四方八方のスピーカーで放出し、光が、ステージ全体を包みます…

実際の沖縄の虫の音、鳥、風、波、洞窟、飛行機、が絶え間なく、

やわらかに糸をつむぐように、日常が描かれ、原作マンガを引用するように、木枠が移動して、動く役者たちをコマ分け…
もちろん、これは初演から継承…

「繭」のように守られた日日は、やがて事態悪化に…

…音は、うねりとなって、ホールを、のたうち回り、
光は、残酷にもステージを舐め尽くす

肌を裂くのではないかという地響きとフラッシュ…

繭、サナギの中のようにドロドロに溶けていく…

「ひとりひとり」の最期前半の日常のリフレイン

「…お国のために…」

突然の銃弾…
困憊…
水、水…
男たちからの暴力…

「こんな世界で、もう、生きてられない…」

それでも走る、走る…

わたし、わたしたちは…

「わたしたちが、生きていたことを…」

「わたしは人をころ…」

「この数ヶ月、どれだけの人が死んだかを…」

「今は、過去からすると、未来なわけで、こんな未来を、過去の人は想像していただろうか…」

前回公演2015年の先の先へ

繭が、サナギが、羽化するような、光の変容が

「永遠の愛、てあると思う?…」

「光が聴こえる?…」

「音は、光は、届いている…」

「だれしもに席は用意されている…」


アフタートークで語られた
「昔話ではない、沖縄をへて、昨日くらいから、これは今のトーンでそのまま語れるんだと、身に染みてきている…」



帰り道
風を、水を、虫の音を、暗闇に光を、感じる場所を、走る、走る…

cocoonのまちでのcocoon
公演は明日まで
「だれしもに席は用意されている…」

#マームとジプシー

おまけに劇中歌から
みんなで歌った…

実際に、ひめゆりの少女たちが卒業式で歌いたかった、
「相思樹の歌」(結局、卒業式は兵舎で「海ゆかば」)
記事中、曲の成立の背景とともに音源も


みんなの最期の…


さらに、さらに、リフレーンする余韻をこめて

あと数日、大宮シェア本棚 #ハムハウス に関連本置いときます^ ^


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