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星野リゾートはマーケティングの会社である

みなさん、星野リゾートって知っていますか?おそらく多くの人が、知っている。というのではないでしょうか。
私は旅行が好きなので、星野リゾートは憧れのホテル、旅館でもあるのですが、最近勉強すればするほど、星野リゾートはマーケティングがうまいな。と感じます。
なので今回は、星野リゾートの戦略とともに、マーケティングにおいて大切なことを紹介します。

コロナ禍に業績を伸ばした星野リゾート

コロナ禍は、ほとんどの観光事業が大打撃を受けました。星野リゾートも例にもれず業績はコロナ前より下がっています。(決算書より)
そんなときに提唱したのが「マイクロツーリズム」そして「 地域連携プロジェクト」(他にもありますが代表的なものを紹介)。

マイクロツーリズムとは、自宅から1〜2時間で行ける「地元」で観光する近距離旅行。
そして「地域連携プロジェクト」とは地元の人々に、地域の魅力を再発見してもらうための取組。

個人的に注目するポイントとしては、マイクロツーリズムも地域連携プロジェクトも、目新しいものではない、ということ。
地元への旅行って昔からありましたよね?それが言語化されて、新しい旅の形として、世の中に浸透していく。

これってすごいことだなと思います。

今後の星野リゾートの戦略

2020年以降、 2023年4月までに、新たに27施設(計 3,800室)を開業する予定がたっています。結構すごい数ですよね。
昨年できたリゾナーレ大阪やOMOシリーズはすでに認知度があがっており、リファラルマーケティングとしても成功しているなと感じています。

つい先日、岐阜の高山に「界 奥飛騨」を新設することもニュースになりました。個人的に、高山は祖父母の家があり、とても良い場所なのに、過疎化が進んでおり、どこかの大企業が大学とかホテルとか建ててくれたらいいのに。と他人事のように思っていましたが、星野さんが進めてくれたことにとてもうれしさを感じています。

星野リゾートからマーケティングを学ぶ

私は今後も星野リゾートの動きに注目していきたいと思います。
個人的に一番オススメの勉強法は「決算書を読む」です。
とてもわかりやすく書かれているのでオススメです。

とはいえ決算書を読んだことない人にはとっつきにくいかもしれないので、そういう方は読書もオススメです。
星野佳路さんの考え方を知りたいので、できればご本人が書いたものを読みたいのですが、おそらく出版しておらず。
いろんな方が星野リゾートについて紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください!


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