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#36 「指示ゼロ人財」が育つために階段を下りる経営

私の友人でもあり、指示ゼロ経営の師匠でもある、米澤晋也氏は

「指示ゼロ経営は、階段を下りる経営である」

と言っています。

一般的には、業績にしろ社員にしろ「成長」することが当たり前と思われている世の中で、階段を下りるとはどういうことでしょうか?


◆子育て四訓

子育て四訓とは、

一、乳児はしっかり肌を離すな
一、幼児は肌を離せ手を離すな
一、少年は手を離せ目を離すな
一、青年は目を離せ心を離すな

子育て四訓

というものです。

子どもが自立をするためにも、発達段階において、親の立ち位置を示唆するものです。

これを、指示ゼロ経営に当てはめてみると…

①個別指導する(手を離さない)
②一緒にPDSAを回す(手を離す)
③課題を出し考えてもらう(目を離さない)
④課題を見つけ解決してしまう(目を離す)
⑤リーダーは新しい仕事を始める(心は離さない)

ちなみに②のPDSAは間違いではありません。

P…Plan(仮説を立てる)
D…Do(実行、実践)
S…Study(学び)
A…Adjust(調整)

という、一般的にPDCAとして知られているものを、私オリジナルで解釈しなおしたものです。

自律型指示ゼロ経営は、このPDSAを自分たちで回す経営です。


現在当社は、④と⑤のあたりにいます。

まだ伸びしろがあるので、④をブラッシュアップしていく必要があると思いますが、日常業務の延長線上のことについては、④も出来ています。

そして、私自身は、このブログに書いているように研修講師として、日々、学び、活動をさせてもらっています。


ちなみに⑤は、リーダーさんの自由です。

私は、会社自体をほぼ社員に任せていますが、社長がトップ営業マン!まだまだやるぞ!という方は、さらにそこに集中すればいいわけです。

新規事業をやってもいいし、幹部を育てる次の段階に進んでもいい。

引退もそろそろ…と思っているなら、第二の人生をゆっくり考えればいい。


指示ゼロ経営をしていくと、本当に自分がやりたいことができるようになります。

やりたくない社内の調整や、人間関係のトラブル解消、社員のモチベーションアップ…なんてことは、やる必要が無くなります。


走り続け、登り続ける経営ではなく、下りる経営…というのも、選択肢としてアリではないかなと思います。



本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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