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選手がトレーニングをしていて一番嬉しい瞬間とは?#海外無名サッカー選手とトレーナーのSNS戦略ver.1

こんにちは。スペイン、フィンランド、スウェーデンなどでプレーしていたよーへーです。

これからイタリア行きます。

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先日縁があり、アスレティックトレーナーとして日本で活動しているよしきさんとお会いしました。

そこで話している中で、トレーナーはどんなことを、どんな形でSNSで発信すれば選手の信頼を得られるか、オンラインでの活動の仕方について話題になりました。

※トレーナーと一括りにするのはできないと承知の上で今回はトレーナーと総称させてもらいます。

選手同様、トレーナーの方もSNSでたくさん発信されているのを見ます。有名な方だと、ヒグアツさん奥村さんなどはTwitterをやっている人たちは一度は見かけたことがあるかもしれません。

彼らのツイートをみるとかなりの数のいいねやRTがされています。

やはり彼らのツイートは面白くて、ついついいいねを押してしまうことが自分自身も多いです(書きかたがあれですがいい意味です。)

そして同時に、自分の知識(トレーナーとしての)をうまくSNSに落とし込めていない人も多いかもしれません。

よしきさんも選手がどんな情報が欲しいかが、明確ではないから発信に四苦八苦しているとのことでした。

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■選手側からの具体的な発信が足りないかも

なぜなのか。ということを考えた時に、選手側からの発信が少ないのかなと思いました。

例えば...

僕は昨シーズンドイツでやってて、体格差のある選手にも負けない体を作らないといけない!と思いました。

といった記事やツイートはあるかもしれないけど、それ以上のものはあまり見ない。
この場合だったら、例えばスピードを落とさずにコアな部分を鍛えたいとかっていうのがあるわけですが、選手からのそういった意見がSNSではあまり議論されていないなと。

逆に、そういう部分がシェアされ始めると具体的なトレーニング内容の提供情報交換などが始まり、オンラインからオフラインへの矢印が確立されより、選手とトレーナーがよりWIN-WINな関係性を築けるのではと思いました。

ということで今回は三回に分けて海外無名サッカー選手とトレーナーのSNS戦略を考えます。

ver.1 選手がトレーニングをしていて1番嬉しい瞬間とは
ver.2 海外で頑張る選手の可能性
ver.3 選手が勝手に考えるトレーナーSNS戦略

と3つについて書きます。

正直、こんなことをここで書く必要もないくらい、現場では選手とトレーナーの間でコミニュケーションは取られていると思います。
今更SNSで書く必要もない!かもしれませんが、実際にスポーツの現場で働いているけどなかなか仕事に繋がらないとか、現在勉強中でアウトプットの場を作りたいけどいまいち、何から手をつけていいかわからないという方には是非読んでいただけたらと思います。
また現状のジムのトレーニングに満足していない、今より1つレベルを上げたい!という選手も、今後SNSを駆使してトレーニングの質を上げていくヒントがあるかもしれません

今回はVer.2とVer.3に続く序章程度の内容なので読み流す程度でOkです!


■選手がトレーニングをしていて一番嬉しい瞬間とは

選手がトレーニングをしていて最も嬉しい瞬間は変化が目に見えた時です。

当たり前ですが、この変化が大きければ大きいほど、もっとやってやろう!と思います。

なのでここにフォーカスをすると選手との信頼関係を作ることができます。

信頼は集客に繋がるので、フォローワー、知名度アップに結果的には繋がっていきます。

ではその最も嬉しい瞬間とはどのように時かというと、ぼくの経験談を参考にすると3つです。

①外見に変化が現れた時

②数字で結果として現れた時

プレーの感覚が良くなっていると自覚できた時です。

このような変化が起こった時に選手が嬉しい!もっと頑張ろう!となる瞬間だと思います。

そうなってくれたらトレーナー側としても嬉しいですよね!

ここからはぼくの2つの経験談でもう少し具体的に見ます。

週2回で通っていた個人ジムでのハナシ

J3や関東サッカーリーグなどの選手があつまるジムで、1〜3人のトレーナーが常時いて、それに対するトレーニングする選手の人数は1〜7人ほど。

完全マンツーマンのジムではありませんが、個人個人をしっかりと見てもらえる非常にいい環境の場所でした。

ぼくも縁があり半年ほどトレーニングをしていて、ここグのおかげでぼくは自分の可能性を感じました。

それは変化をしっかりと自分で意識してトレーニングできたからです。

というのもトレーニングする中で①〜③を全て感じることができました。(変化のレベルや次元は置いておいて)

明らかに体は以前より絞られて、試合でもスピードが上がりました。

さらに体脂肪率や体重の変化も現れ、自分のベストなコンディションをしっかり把握できました。

このように数字や感覚にトレーニングの成果が出た時は嬉しく、ジムでのトレーニングにもっと精がでるようになりました。

奥村さんとトレーニングをしたハナシ

1年半前くらいに、最近ツイッターでよくバズっている奥村さんにトレーニングを見てもらったことがあります。

この時は1対1で見てもらったのですが股関節周りの柔軟性を重要性を言われて、その通りにトレーニングをしました。

具体的にはヨガを中心にしていたストレッチにもう少しアクティブな動きをつけたエクササイズを取り入れました。

すると数ヶ月で成果が試合で現れました。

サイドバックということもありタッチライン際でボールを受ける機会の多いポジションなのですが、高いボールの処理の時にスムーズに足が上がるようになり、カバー範囲が広がりました。

↑こんな感じのボールの処理時

③のプレーの感覚にトレーニングの成果を落とし込めた瞬間ですね。

このようなことを選手は実感できるとトレーニングを見てもらった相手への信頼度が上がるので明確に変化のあるトレーニングを始めに提供し(少々それが目標への遠回りだとしても)、選手のハートを掴むというのは前述しましたが集客には繋がると思います。

■まとめ

少し話しが長くなりましたが、トレーナーがSNS投稿する際に考えることの1つは

選手は変化を感じた時に達成感や喜びを感じる 

ということです。つまり

選手がわかりやすい変化を感じるトレーニング

を提供していくと集客やフォローワーアップにも繋がるはずです。(信用にも)

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今回はかなりライトで自分の感覚的な話しが長くなりました。

当たり前のことばかりだったかもしれませんが、何かの参考になれば嬉しいです。

次回ver.2はもう少し話しを掘り下げ、海外で頑張る無名選手×トレーナーの可能性を探ります。

ではまた!

もうそろクラウドファウンディングもするのでお楽しみに!




ヨーロッパでの活動資金にします。あとものすごく喜びます。笑