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不意

おいおい電車ってゆうのは本当に素敵な出会いが多い。
いま新百合ヶ丘で電車に乗って発車を待ってた。
左端の椅子にもたれて斜め前のドアを見た。
「夢があるから、頑張れる」
その下の空白には(木下太一くん)の無邪気なイラストに
「肉をほおばる。」とイラストに一言。
いつこんなに身近な夢を見ただろう。
多分これは本当の子供が描いたか、何の広告なのかわかるが近くによって結果を見た時に夢が崩れるのが嫌だから近くでは見ないでおく。
それにしてもこんなに身近な夢。無邪気。不器用。幸せ。
子供の全てが詰まっているのではないだろうか。
肉なんていつだって頬張れる!!!!
なんてゆうのは今だから。6歳の自分を思い出して頭に居させてみよう。お金は自分自身でコントロールできる年ではないし、ご飯の選択も自分ではない。何もかもが親の元。それでも私はこんな無邪気な夢を抱けていたのだろうか。
夢=遠い未来、将来
というのは、今発達してきたからこそ理解できる式だろう。
夢=なにがしたい?、何を食べたい?、どこへ行きたい?
このくらい近くでもいいんだ。
わかってる。わかってる。と言い聞かせたくなるが、思い返さなければ上の式で固定されてしまう。
このノートに少しでも出会えた人がいるのなら、ラッキーって思ってほしい。無邪気を取り戻した、大きな大人でいられるかもしれないから。
小さな夢を思い返そうかな。

ではまた。

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