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Tulum/Mexico自転車で巡る2つのマヤ遺跡

メキシコCancunから南に2時間、カリブ海に面したオーガニックでおしゃれなTulumから近いマヤ遺跡は「Tulum遺跡」と「Coba遺跡」の2つ

遺跡をFeelするのが好きな私は日を分けて、この2つに行ってみました

ちなみにTulumは「壁」という意味で、その名の通りこの遺跡は壁に囲まれていてユニーク。他の多くのマヤ遺跡と比べて比較的コンパクトで、保存状態の良い遺跡の1つ

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Tulum遺跡へは、ダウンタウンから自転車で2㎞ほど、街を抜けジャングルを縫って海沿いを走ります。スポーツウーマンMonikaと一緒にHola bikeで自転車を借りてTulum遺跡に向かってひた走る爽快感がたまりません。自転車は1日150ペソ(800円くらい)+デポジットで借りられるのでTulumを旅する観光客には便利な移動手段。もちろん街からツアーに参加して気楽に行くことも可能です

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Tulum ruinの人気ポイントは何といっても「美しいカリブ海に面していること」、遺跡と海水浴を楽しめる場所って世界でもなかなかない気がします。トゥルム遺跡は、メキシコでテオティワカン遺跡とチチェン・イッツァ遺跡に次いで 3番目に訪問客が多く、美しい景色が広がるカリブ海のロケーションは人気が高いそう。また近隣には『セノーテ』と呼ばれる天然の洞窟があって、透明な水中を水着で泳げるのも魅力のひとつ

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ユカタン半島で頻繁に見かける野生のイグアナはそこにもあそこにも居て観光客を迎えつつ、マイペースに過ごしています。イグアナさん、背景がカリブ海だと特に映えます

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Monikaの友達親子がPlaya del carmenからTulum Ruinで合流し、一緒に遺跡を歩いた1月の暑いTulumの昼下がり。小一時間で遺跡全体を散歩をし、行き帰りの自転車で汗をたっぷりかいて、体力もついてきました。Tulumではやっぱり自転車が爽快で移動におススメ。遺跡見学の帰り道はビーチ沿いのBeach clubで喉を潤し、ひと汗かきながら宿までまた自転車を漕ぐ。こんな過ごし方の繰り返しでTulumへの愛が増す訳です。ちなみに私もTulumっぽくビキニで毎日過ごしていました

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さてここからはコバ遺跡について

コバへはTulumの街からADOバスやColectivoと呼ばれる乗り合いバンで西に40分で割とカンタンにいくことができますが本数少ないから帰りの時間は要確認。私は道路脇で1時間半待ちました💦いつ次が来るか分からないのもメキシコ旅らしい

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この遺跡の魅力はなんといっても点在する遺跡を自転車で廻ることが出来ること。ジャングルを開拓する途中のがたがた道を自転車で走るのはプリミティブな感性が刺激されて、なんだかDiscovery気分がとても楽しいのです

入口にはCoba遺跡のざっくりした地図があり、二手に分かれる左側の先までが自転車で約15分、途中はジャングルを切り拓いている途中ですがガタゴト走れます。自転車は入場料を払った先にレンタル場所があります

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面白いのはここで自転車を借りる際、お金を払うだけで、IDを見せることも不要+自転車のカギも渡されないこと。これは誰かが遺跡内で貸自転車を間違えたとしても別の自転車が置いてあるだろう、そして最後には全数戻ってくるだろう、というメキシコらしいアバウトさ。確かに他に出入り口がないから、数は最後一緒だということに納得。こういうところがメキシコの好きなところ

歩きたい人は全行程歩いて、また、体力に自信のない人は自転車タクシーがあって荷台に人が乗る仕組み

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このコバ遺跡は以前は「登れる遺跡」として自由にピラミッドを歩いて登れたらしいのですが、私が訪ねた2022年2月は1番大きいピラミッドには下部にロープが引いてあり登れなくなっていました

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TulumとCobaを自転車で巡るのがいいのは現地での過ごし方が自由だから。他の遺跡と異なり行き来がシンプルで難しいことが殆ど無い(遺跡の詳細は前後でWikiで調べれば良いと割り切る)

私は子どもの頃から『マヤ遺跡』にとても関心があって、理由は分かりませんが深いつながりを感じています。それもあり、中南米を旅するのがとても好きで大学の第二外国語では迷わずスペイン語を選択。大学2年3年時はメキシコに、4年はチリ・アルゼンチンのパタゴニアに一人旅。結婚した後はペルー、ブラジル、コスタリカ、そして今回のユカタン半島。そういえば、ウルグアイの会社にも一時勤めていたこともありました。

遺跡で必ずすること、それは『瞑想』

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遺跡の片隅で目を瞑り、風を感じると、瞬時にマヤの時代にトリップする。通常、雑念が多い私にはこれはとても珍しい現象で、いつもは雑念が終始踊る脳内が遺跡にいて堪らず目を閉じると瞬時に脳が静かになる。風を感じ、マヤをハートで感じる時なんとも言えない幸せな気持ちで溢れ、ゆえにマヤ遺跡を訪ねつづけるのでした

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