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ピンク狂の娘の近況

ピンク狂の娘の話を投稿してから、もう8ヶ月も経っていた。現在の娘の近況を書いておこうと思う。

娘のピンク狂はまだまだ現在進行中。「何色が良い?」と聞くと必ず「ピンク!」と答える。しかし、少しだけ変化があった。

娘はお兄ちゃんが大好きだ。2歳という歳の差は意外に大きいようで、息子がやる事を羨望と尊敬の眼差しで見つめている。最近は、お兄ちゃん好きが発展し、「お兄ちゃんが好き→お兄ちゃんが持っているものも好き」という方向に進んでいる。という事で、現在の娘は、「一番好きな色はピンク。でも、お兄ちゃんが好きな色も好き。」と進化した。

寒さが厳しくなった頃、去年着ていた上着がサイズアウトしてたため、「娘に新しい上着が必要だね。」と夫と相談すると、「息子君が来ていない上着あるじゃん。あれを着せてみたらどうだろう」と提案してきた。
以前息子用に購入したのだけど、先を見越してオーバーサイズにしたのが仇となり、「ゴワゴワするし、(袖が長すぎて)手が出ないから嫌だ!」と拒否され、一度も着ない新品の上着はひっそりとクローゼットにしまってあった。
「でも、あれは茶色だし、大きすぎるし、娘は絶対嫌がると思うけどなぁ」
と渋る私に、「試しに、娘ちゃんに聞いてみようよ」と夫が言うと、息子の上着を引っ張り出し、娘のところへ持っていた。

夫は上着を見せながら、「娘ちゃん、これ、娘ちゃんの新しい上着にどうかなって思うんだけど。お兄ちゃんのものなんだけど、お兄ちゃん着ないんだってさ」そして、「試しに着てみない?」と言った。
すると娘は、「うん、着てみる」とあっさり答えた。
その後は夫の思惑通り。

上着は、息子が着ると腰くらいの丈だが、娘が着るとコートのようだし、娘が絶対選ばない色だ。それなのに、彼女はとっても満足そうに毎日、お兄ちゃんの物だった上着を着て保育園に通っている。

このように、娘は、お兄ちゃん好きを拗らせた事で、ピンク狂から「ただのピンク好き」程度に落ちつきつつある。今後も娘の趣向がどのように変化していくのか観察を続けたいと思う。


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