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おせち料理 出世祈願 くわいの下処理 

日本では、勢いよく芽が出ることから縁起物として正月料理に用いられ

先日は、くわいの栄養についてご紹介しました。
おせち料理 出世祈願くわい〈栄養編〉
https://note.com/happy3smile/n/nf9de05261dac


そしてくわいの含め煮

くわいは、アクが強いので、苦味を和らげるため煮物などでは、下処理として下茹でする方が良いです。
なので、くわいの下処理を、切り方と下茹でにわけてご紹介。


〈くわいの下処理〉

〈材料〉4人分

くわい
お米の研ぎ汁 500ml
      (又はお水にお米、小さじ1)
水     適量

〈切り方〉

くわいをまな板の縁に置いて、安定させて芽を1.5cm〜2cm位残して斜めに切ります。


底を切り落とし、丸く横に皮を1周むき、芽を下に向け横に切っていきます。


芽に近づいてきたら下から芽に向かって上に向かって切り皮をむきます。

皮むきはこれで終了。
横に水を貼ったボウルを用意し、皮をむいた順に水にさらしていく方が、変色を防げて良いです。

今度は下茹でです。

〈くわいの下茹で〉

皮をむいたくわいは、水を入れてたボウルを用意しておき30分ほど漬けてアク抜きをします。

※焼き物、素揚げや天ぷらなどの時はここで下処理は終了


なべにお米の研ぎ汁とくわいを入れて火にかけ沸騰したら弱火にし、5分ほど茹でます。

※お米の研ぎ汁がなければ、お米小さじ1又は小麦粉小さじ1を入れて代用してください。


くわいを水で洗い流し、水切りして下処理、下茹で終了。

あとは、煮物の煮汁と一緒に煮て下さい。

くわいは小さい物は、皮がむきにくく、芽も取れやすいので、煮物には大きなものを選ぶと良いです。
小さい物は、皮をむかず、そのまま素揚げしたりしても美味しいです。

今回使ったのは、埼玉県産の青くわいです。
埼玉県は青くわいの生産地

とても皮の青色がとても美しく、むくのがもったいないくらい美しい野菜でうっとりします。

自然って、すごいな。
くわいは年々、生産量が減っているそうです。
どうか、生産農家さんに頑張っていただきたいです。

そして、いつか、自分でも育ててみたい植物でもあります。

埼玉の生産者さんに感謝して、
今日も美味しく

感謝♾合掌

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