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ピロススポンサー生誕祭

最後のイベントを前に、秘密の指令により一足早く集められた学園祭参加者達。

カラパで楽しんでいた人、
薄い本を販売していた人、
制服着てくじ売ってた人、
ライブでステージを盛り上げてた人、
多数の人たちがステージに集まった。

みんながステージを見つめる中でキャプテンがマイクを持った。
首領の訓示だと周囲がざわつく。
「下々の諸君、１日ご苦労であった。皆が奮闘する姿を見て私は愉快な気分になれた。」
「さて、それでは最後にアレを。だがその前に、今日は諸君達に伝えることがある。日頃から我々ピロスのスポンサーとして世界征服に多大なる協力をして頂いてるPOWさんが今日誕生日を迎えた。ここにいる全員で祝おうじゃないか。ではPOWさん、壇上へ。」

首領の命令により登壇するPOWさん。

厨房からケーキをのせたお皿を持ったゆいまーるが現れ、さらに花束が次々と渡されようとしていた。
そして最後には首領により感謝状が読み上げられようとしていた。
感謝状とケーキと花束。

どうやってPOWさん３つ持つんだ。。。

それに気付いたので近くにいたアチャミンに持ちに行ってあげるよう助言。
他にも数名が気付いて動いていた。
そして感謝状が読まれ、場内が拍手で包まれた。

再び首領がマイクを持つ。
「では、そろそろメインイベントだ。」

学園祭の締めイベント

ピロス学園祭もいよいよ最後のイベントとなった。

事前にこのような告知がされていた。

そもそも、このプロジェクトはここから始まった。

ピロラジ等で流れているCMが現在の状況にそぐわない状況となっていたため、ナレーションやるよと言う声が上がった。

その声を聞いた首領から出た企画がこれ。
「よし、歌を作ろう。」

実際に歌の収録が秘密裏に行われ、前回のカラオケパーティーではコーラス部分の収録も行われた。

その時の感想は↑に貼ってある記載の通り「CM作ってるんだよね？」だった。
これについては当時キャプテンにも伝わったのだ。

「思えば遠くへ来たもんだ」というフレーズが浮かぶほど壮大な話となっていた。

そして、その音源がついに公開されることになったのだ。

公開前にキャプテンからの言葉が。
「今回の音源、宣伝も兼ねて"ちょっとだけ"ならUP許可する」

全員が思ったこと。
『ちょっとってどれくらい？』

キャプテンの答え。
「１５秒。」

一度脱線。
ああ言われたので、15秒だけ音源を出そうと思う。

実は、６分ある曲の冒頭２分ほど動画撮ってたんです。
音源撮る間なにを写すかに困ってキャプテンへカメラを合わせた結果、キャプテンが合いの手入れ始めたんです。
曲と言うかキャプテンの動画になっちゃったんですよ。

動画出すの結構大変でした。

おまけ
俺のスマホ、撮った動画を自動的に編集してくれるんですよ。
そんなスマホが勝手に作ってくれた動画がこれだ。

そして音源が流れ終わった。
みんな言葉が出なかった。

みんなそう思ってたと思う。
思った以上にガチの曲だったし、思った以上に壮大な数の参加者が。

あ、さすがに俺が温存してる２分の動画は世には出しませんよ。
出したところでキャプテンの動画にしかなってませんし。

公開をお楽しみに！

学園祭大団円

曲の公開も終わり、学園祭も終了。
とキャプテンが宣言しそうになったところで「ちょっと待った！」の声が入る。
イザリス運営が謎の箱を手に、何かを配り始めた。

鯱もなかだ。

鯱もなかってなに？とお思いの方もこのnoteにはかなりいると思うので簡単に説明する。

以上。

えにわっ娘運営、通称せんせいが名古屋に行ってたそうで、お土産としてピロスに鯱もなかを運んでくれた。

と言うわけで、全員に鯱もなかが振る舞われたのであった。

で、この鯱もなか後日いただいたんですが、マジ美味しかったです。
お近くの方は是非。

これにてラストイベントが終わり、カラパルームに戻ると、俺が入れた曲で止まっていたので、一応歌った。

盛り上がるわけがなかったんで１フレーズで止めた。

最後に誰かが曲を選んだ。

手頃で短く、誰もが知ってる歌だった。

曲終了後に言った。
『みんな、次回までにこれくらいの尺の曲探そう。』

カラパルームを脱出したところで、学園祭を締めるにふさわしい人が来た。

この人が来ると場が締まるって言うか、花を添えてくれる。
ヒートホーク光ってたぜ。

写真を撮り終え、じゃあ新札幌ピロザンギで打ち上げだ、となった時だった。

目の前にはケーキの載った皿を持ったピロスクルーのトラくんが。

『これ、あっちまで運ぶの？！』
「はい」
『みんな、トラくんを護衛するんだ！』

そこからピロザンギまでの道、
ケーキを手に持ち横断歩道を渡るトラくん姿がすげえ面白かったのは言うまでもない。

(続く)

長かった今回のエピソードも、ようやく次でフィナーレです。