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私が資産運用をオススメする理由

会社員として給料をもらって生活している皆さんへ。今の仕事は自分がやりたかったことでしょうか?自分自身で生き生きと働けていると感じているでしょうか?

私はサラリーマンを二十数年やってますが、ホウレンソウ(報連相)に始まり、会社員として推奨される行動は誰のためのものなのか、ということを理不尽な目に合うたびに何度も考えてきました。私の出した結論は会社を運営する経営陣の視点から見た社員のあるべき姿、つまり経営陣の願望です。上司の願望はそのまた上司の願望であり、結果的に経営陣にたどり着きます。百歩譲って経営陣の願望どおりの行動をしていたら、給料は青天井で増えていくのでしょうか?答えは Noです。サラリーマンは残業代は別にして急激に基本給が昇給することもなければ減額することもない、給料の変動が少ない職業です。しかも、わずかながらの昇給を決定するのは上司や経営者たちであり、極端な話をすると上司や経営陣も感情のある人間ですので気に入られるかどうかで自分の査定に差がつくことは往々にしてあります。しかも、たとえ上司や役員たちに気に入られてどんどん評価される人材だったとしても給料の上限は決まっているので、差がついたとしても年間数万円〜数十万円なら努力や労力、圧力に見合わないと感じるようになりました。私の所属する会社も中小企業ですのでその傾向は強いのかもしれません。

それで体も心も健康で過ごせるならそんな生き方も良いでしょう。無理難題や膨大な量の仕事を言いつけられて従順に熟そうと毎月80時間以上残業して体を壊したり、心が病んでしまっても会社は何も責任は取ってくれません。体を壊さないまでも週末は平日の睡眠不足を補うため睡眠負債を返すことに当てていた私自身が過去にいました。振り返ってみるともったいない時間の使い方をしたものだと思います。

今は資産運用という手段を見つけ、それに対する努力はほとんど必要なく、資産運用をしていなかった時から見ると確実に含み益が増えていっています。しかも勝手に増えてくれます。去年、仕事で失敗をしたと変な言いがかり(?)をつけられ賞与を減額されたのですが、その金額が霞んで見えるほどの含み益を短期間で生み出しているので、そんな仕打ちはハッキリ言って逆効果です。むしろ仕事は定額入金口座と割り切ってますますそれなりに仕事をするだけになりました。日頃から「ありがとう」や「よくやってくれているね」といった言葉を掛けてくれているなら別ですが、苦情しか寄せない上司や会社に対して愛社精神が培われたり、そんな上司や役員たちに気に入られようなんて気には全くなれません。かといって別に手を抜いているわけではありません。これでも毎月20〜30時間くらいは残業していますので、頑張っているかのように装いながら、もっと早く帰りたい気持ちを抑えて毎日淡々と業務を行っています。

会社生活で上手くいかないことがあって落ち込むことは誰にでもあるでしょう。同情してくれた仲間と飲みに行くことで落ち込んだ感情がなくなるならそれも結構ですが、お酒を飲まない私にとって今の私の精神状態を支えてくれているのが資産運用による含み益です。上司から叱責されて嬉しがる人はあまりいないと思いますが、含み益はそうした叱責などのショックを和らげてくれます。賞与が減額されても普通でいられるのはまさに含み益のおかげです。投資は自己責任ですから資産を減らしたとしても証券会社から叱責を受けることもありませんし。

バブル崩壊後、買い手市場が長く長く続いたおかげで「会社の指示は絶対だ」などと未だに勘違いしている経営者が多いのでしょうか。転勤制度を廃止しようと改める姿勢を見せた会社は、いち早く社会の変化に気づいた会社なのかも知れません。まだハラスメントが横行していたり、当然のように力づくで仕事を無理にでもやらせようとしている会社なんかは論外ですが、新 NISA 制度で投資に対する抵抗感が薄れてきた今こそ、日本でも個人資産を増やす人がどんどん増え、会社での理不尽にも対抗できるメンタルを備えることができれば、結果として社会の流れを変えるきっかけになるかも知れない、と淡い期待を寄せています。

私が資産運用をオススメする理由は、こういうことです。

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