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紋別北高等学校

昭和44年(1969年)、第19回卒業アルバムより。

この木造校舎は冬になると、窓の隙間から雪が入ってきました。

写真右上の教室の窓際に座っていたことがあります。
ある夏の日の授業中、青春特有の虚しい気持ちで空を見ながら、ノートを破いては紙飛行機を作り、幾つも窓から飛ばしていました。

授業が終わると先生が、普段通りの話し方で、「拾っておけよ」と。
静か―に飛ばしていましたが、やっぱり、気づかれていました。

「はあーい(笑)」
僕は笑ってすぐさま走り出て紙飛行機を回収。たぶん上靴のままでね(笑)。

あれは、何先生だったかなあ。 とても懐かしい思い出です。


■紋別北高等学校校歌


作詞:大塚 みつる  作曲:中川 則夫

1.澎湃(ほうはい)寄する オホーツクの
  潮のみどり 雲染めて
  漁(すなどり)の歌 嚠喨(りゅうりょう)と
  朝の風に 乗る処
  紋別北高 ここにして
  求めよいざや 弛みなく
  久遠の真理 我とあり

2、光は若き 丘の上
  友垣集い 草敷けば
  青春胸は 匂やかに
  はるけき望み 湧く処
  紋別北高 ここにして
  睦べよいざや 美しく
  敬愛常に 我は持す

3.樹氷は清く 星さえて
  凛冽徹る 空の下
  純真無碍の 祈りもて
  隣人篤く 住む処
  紋別北高ここにして
  創れよいざや 新しく
  文化の明日を 我負わむ

昭和44年(1969年)、第19回卒業アルバムより。

紋別北高等学校校歌の音源を見つけました
 アップして下さっている oubeiongaku さん、ありがとうございます!



■紋別北高等学校応援歌


  作詞:長谷川 勝俊  作曲:関川 雄司

1.オホーツク海の 荒波に
  きたえきたえし このからだ
  黒潮踊る 北海に
  いま明けゆく 朝ぼらけ

2.北見の麓 果てしなく
  大山の 夕月に
  つとめて止まぬ 北高の
  健児の力 君みずや

3.涙にむせぶ 幾春秋
  ああ憧れの 優勝旗
  ひたたりそむる 熱血に
  我等の胸は 踊るらん



■北鷗寮歌

作詞:大久保 文吾  作曲:上林 英夫

1.ああ北洋の波の上
  瑞光雲に映ゆるとき
  清玲の地に集いせる
  若人の意気 君知るや
  北鷗寮に栄光あれ

2.名も大山のふもとにて
  希望溢るる北の子が
  生命の泉すくいつつ
  固き友垣結ぶかな

3.萬里果てなき海原に
  白鷗高くかけるとき
  いざ新興の気を負いて
  真理の海に船出せむ

4.今残燈の影消えて
  星斗きびしく冴ゆるとき
  思いもしげき若人の
  夢安らけく更けてゆく

5.しののめ告ぐる彩雲の
  紫紺の海に照り添えば
  聞けまどろみの夢破り
  岡にどよもす暁の鐘
  北鷗寮に栄光あれ

※2~4番の最後にも「北鷗寮に栄光あれ」が入ると思われます。


■沿革概要


僕が1969年の第19回生として卒業したということは、紋別北高創立は1950年、昭和25年。

その年は紋別高等学校と紋別女子高等学校の併合。
これが、北高の始まりとなるが、名称はまだ紋別高等学校。
紋別北高等学校への改称は1966年、昭和41年。

現紋別高校から送って頂いた資料のお陰で北高の歴史を知りました。
驚いたのは、最初の最初が紋別町立紋別裁縫女学校(昭和5年創立)だったことです。


●当時の通知表

成績はとても見せられません(笑)。


(まこと)

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