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僕の中の冒険(1)

流氷祭りで紋別を訪問したら、是非ガリンコ号に乗ってね。網走経由で紋別に入る人は、網走のオーロラとどっちにしようかと悩むかもしれませんが、それはご自分で判断を。ちなみに、因みにですが、紋別のガリンコ号は1987年(昭和62年)就航で、網走のオーロラは1991年(平成3年)就航なので、紋別の方が早かったことをお知らせします。流氷祭りもそうだったけど(笑)。

まあ、こんな風に網走と張り合う了見の狭い自分がいるわけですが、ガリンコ号、オーロラのどちらに乗っても、流氷を砕きながら進むちょっとした冒険を味わえると思います。


えっ、僕? 乗ったことないよ。だって僕が紋別を出たのは1969年、ガリンコ号就航は1987年だから。それに、流氷がどんな感じか、それは学校時代に十分味わっているから。

ほら↓

南が丘海水浴場にて。

でも、これは岩場の上だから、な~んも危なくないの(←うわあ、もう北海道弁になってきちゃったわ)。つまり、冒険には入らないんだわ。

でも、下の写真は正真正銘海の上なの。だけど、こんだけ大きい流氷の塊だから、全然危なくない。だから、これも冒険でも何でもない。こんなこと、流氷の街で育った人ならみんなやってる。見たことないから知らんけど。(笑)

僕のいう冒険はここからなの。

春先の流氷が沖に帰って行く時期になると、こんな風に流氷のかけらが岩場の傍に浮いてるわけ。写真中央のは大きすぎるけど、もっと薄くて動かせそうなのがあると、それに乗るのさ。その前に、砂浜で「こぎ棒」に使えそうなのを捜しておいてね。

当時の紋別観光ガイドより。

一度、4人で乗っていたら氷がだんだん溶けてきて「早く戻ろう!」となって危なかったわ(笑)。ま、これの方が僕の冒険ぽい感じかな。沖に流される心配はなかったけどさ。

勿論、市からも学校からも「流氷に乗って遊んではいけません」と言われてたし、今もそうだと思うけど、良い子の皆さんはやってはいけません。落ちたら冷たいぞ。知らんけど……少し知ってる。(笑)


こんな僕だから、ガリンコ号で少し沖に出たら実際に流氷に乗せてあげるサービスをしたら結構なスリルを味わえるのに ―― と、バカなことを考えているのでした。

勿論、安全ロープとかつけてさ。あったりまえっしょ。

(まこと)






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