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私が出来上がるまで(ニートの兄とロリコンおじさん)26

兄は高校をやめてから仕事に就くこともあまりせずニート生活で酒浸りになっていました。
が、母に働け働けと再三言われて今度はスナックで働きました。
その店の関係者なのか、同じ従業員だったか、1人男性を家に連れ込んでうちに数週間居候していたことがあります。

私は今もそうですが、においに敏感で潔癖症です。
この男性の体臭が恐ろしくきつくて、家に帰るのが嫌でたまりませんでした。
私にとって家は安全基地ではなく、危険地帯となっていたのです。
それと、私は子供の頃から勘が鋭く、また、男性の性的な目線をよく察知するのです。
それをこの男性から感じていたのでかなり警戒して近寄らないように逃げていました。
こんな能力は父が交通事故にあって、3年間入院している時に一緒に病室に泊まっていた時からです。
まだ私は4歳か5歳です。
同室に、当時まだ20代のお兄さんも入院していました。
そのお兄ちゃんは私をとても可愛がってくれてよく相手をしてくれるのですが、どうしても好きになれず、怖かったのです。
よく「ロコちゃん、大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになってね」と言われました。
それも怖くて仕方がなかったのです。 
とても優しいお兄さんなのに、どうしても好きになれなかったのです。
なんなのでしょう、そのお兄さんの私をみる目がどうしても怖かった。

そして、小学高学年か中学くらいだったかと思います。
私を慕う従姉妹のHがうちに遊びに来ていて、うちの近くの武庫川の土手で話し込んでいました。
その時、一台のタクシーが不自然に私達の近くで停車しました。
運転手は運転中から私たちを仕切りに見ていた。
その瞬間を私は見ていたのです。
すぐ従姉妹に「やばい!帰ろ」と手を引いてその場から逃げました。
まだあります。 
このHの父親、私の母の弟の叔父さんもよくうちに遊びにきていました。
この叔父さんもアル中で、うちで2人きりになった時にこの嫌な目線を感じたことがありました。
近親相姦になってしまいます。
勿論逃げています。
Hにはこのことは今も言ってません。

私は小学生の頃から身長が高く、高校生くらいにいつも見られていたというのもありますが、よからぬおじさんから性的な目で見られているのをよく感じ取っています。
小学生の時に通っていたお習字教室の帰りに、そこで一緒になった優しいおじさんがいます。
とてもフレンドリーでお友達のようになりました。
ある日うちに遊びにおいでと誘われました。
やはり嫌な空気を感じ取っていたので、半信半疑もありましたが他の友達と2人で行きました。
断れなかったのです。
車の運転を広場でさせてあげると言われていたので、好奇心旺盛な私は喜んでついて行きました。

すると、運転席にはおじさんが乗っていて、私たちを順番に自分のひざに乗せて手を握り運転するのです。
楽しかったけど、私はそのおじさんからなんとも言えないどんよりしたオーラを感じ取っていたのです。
けれどその反面、私はまだ子供。
純粋に大きな車を自分が操作して動かしている楽しさにワクワクもしていました。
大きな声で歌を歌っていたのも覚えています。
この後、確か家で遊ぼうと言われたけど、帰らないといけないからと誤魔化して、それだけで帰りました。
それ以来おじさんの家に行く事はしなかったです。

まだあります。
同級生の男の子でGくんがいますが、4人兄弟で上のお姉ちゃんと私の兄が同級生で、うちとは兄弟ともに同級生なのでお母さん通しも仲良しでした。
よく母娘でGくんちに遊びに行きました。
このGくんのお父さんが、オンナ癖がひどいと聴いていましたが、小学6年生の私を見る目が怖いのです。
カラダをなめられているかのようにジロジロと見ます。
あんなにいやらしい目は初めてでした。
何か私にこっそり言ってきました。
なんだったか覚えていないのですが、とにかく気持ちが悪くて、私はこの家には2度と遊びに行かなくなったのです。
成長が早かったこともあり、ロリコン?のおじさん達から変な目で見られているのをすぐに感じ取る子になっていました。

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