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面白い大阪(+関西)の政治37:自民と共産が仲良い所。


打倒維新なら手を組む奴ら

「自由民主党」と「日本共産党」というのは政策的にも真逆で「水と油」で相容れないというのが共通認識だ。だがその認識が吹き飛んでしまっているところがある。それは大阪である。

橋下徹が知事になってから…

事は2008年、橋下徹が大阪府知事になったときからに遡る。
橋下が当選して府知事になってから、猛スピードで改革を行い、既得権益が潰された。
さらに大阪維新の会を設立し地方議会の改革にも取り掛かった。その中には自民で地方議員をしていた方々の多くが維新に移った。(あくまで当人たちの意志で)
そこから自民党に残った奴らは維新に抵抗し続けてきたが、維新の強さになす術がなかった。

大阪都構想と首長選挙で仲良しこよし

大阪府議会、大阪市議会の議席の大半を維新が占める様になってから自民党と共産党は端に追いやられる様になった。だが既存政党には既存政党の意地があるらしいが、それは大阪都構想では顕著に現れる。
大阪市という自治体がなくなり、複数の特別区に再編するいわゆる「大阪都構想」に既存政党は猛烈に反対。既得権益が潰さることを何より嫌がって無知無能な住民を騙くらかして反対に入れる様に執念を燃やした結果、2度とも僅差で否決させた。反対派のイメージを払拭出来なかったから維新は負けを認めているが、それでも反対派はギャーギャー言い続けている。
しかしその戦い方は疑問があった。なんせ水と油の自民党と共産党が仲良く手を取り合って反対運動していて、特に共産のイベントに登壇する自民党の国会議員もいるもんだから官邸から見れば「なんで?」みたいな光景だ。

国政でも実は…

と言うものの、実は国政でも自民党と共産党は悪い関係でないのでは?と疑う面がある。

下手に出てない

政権与党の自民党と今やただギャアギャアいうだけの共産党。
実際下手に出てると言えないギャーギャー姿勢は自民党にとっては都合がいい。表向きただ反対しているけど半分近い法案には賛成している共産党は自民党にとって都合がいい存在だ。立民も反対はするけど、「一部法案だけギャーギャー言う」のみで同じだろう。
しかし近年野党でありながら是々非々の立場でいくせいで扱いづらい日本維新の会に辟易しており、維新という共通の敵をどうにかしたいと考えていた。

発展を阻害するしか道がない?

2025年の万博、2030年のIR開業などが待ち構える大阪とそれを取りまとめる大阪維新の会及び日本維新の会。自民党と共産党は攻撃対象にしているわけだ。
そりゃ共産は党全体で反対しているわけで方針的に反対で理解するけど、自民の上層部が推進しているのに、末端中の末端組織(自民党大阪市議団)が反対しているというは理解できない。
そして最近はマスゴミも大阪の万博をdisる記事しか書かなくなった。
これはもう大阪の人のマスゴミ不信をさらに強めるだけ。
平気で偏向報道するのであればもう排除するしかない。
既存のマスゴミは共産党どころか大阪の自民には好意的だから結託しすぎている。もうこれは大阪の魅力を伝えていくのは海外や外資系メディアしかないな。

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