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三沢厚彦のアニマルズに肉薄

2023年6月某日
三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions
千葉市美術館


ファーストコンタクトは丸の内ストリートギャラリー。
丸の内仲通りを中心に、彫刻作品がオープンエアで展示されているプロジェクト。
1972年から続いているんだそう。

そこで存在感を放っていた鳥やライオンや熊たち。
怖いような愛嬌があるような、なんとも味わいのあるたたずまい。
作者をチェックすると三沢厚彦。
そこで三沢厚彦=でっかい動物を生み出す人、と認識したのだった。
存在感と重量感。

ちなみに丸の内ストリートギャラリーは数年ごとに展示替えがあり、鳥とライオンはもういない。
クマは今もオアゾの前に立ってるぞ!

肉球がすごいだろ!オアゾで待ってるぞ!


KEYWORD
1.ANIMALS アニマルズ
2.Animal House アニマルハウス
3.Chimera キメラ
4.KoloidoTonp コロイドトンプ
5.Multi-dimensions 多次元
6.Synchronicity シンクロニシティ
7.Vibration(Sounds and Waves) ヴァイブレーション(音・波)
8.Sculpture and Architecture 彫刻と建築
9.Improvisation インプロヴィゼーション

千葉市美術館、通称千葉市美へ。
さや堂ホールの前に坐しますのは丸の内にいたライオンなのか?
相変わらず貫禄がありますな~

ライオンは遙か故郷を見つめているのだろうか


千葉市美といえば素敵なエントランス、さや堂ホール。
元はといえば1927(昭和2)年に建設された旧川崎銀行千葉支店。
戦前の銀行建築で当時多く見られたネオ・ルネサンス様式なのだとか。
なんだか踊り出したくなる気分になる~社交ダンス的なものを。

ペガサス@さや堂ホール

さや堂ホールから展示が始まっている。
そしてエレベーターホールや受付ではクマやパンダがお出迎え。
ん~フォトジェニック!
撮影禁止エリアはあるものの、結構写真OKなのがうれしい。

・手のひらサイズのトリ・カエル・セミなんかが意外だった。ちっさい動物も作らはるのね
・トリとかミミズクとか、結構好き

・ゾウがめちゃめちゃデカい。当たり前だけど
・ワニもデカい。こんなのに襲われたらひとたまりも無いわ~と実感

・お触りは禁止だけど近くで観られるので、パーツのはめ方とかがよくわかる
・そしてノミ跡もばっちり感じられる

どっしり、りりしいクマ

・動物たちは自立してるから、足がぶっとい。それが存在感・重量感につながっているんだな
・壁面にドローイングを展示。こっちも作品として成立する味わい

・キメラがかっこいい。写真撮影はNGだけど
・太田美術館の十二支全部入り浮世絵が頭をよぎる。「家内安全ヲ守十二支之図」by歌川芳虎
・どちらもヘビが尻尾になってるぅ

というように、アニマルズをとっても満喫した。
かなり近寄って見られるのが、すごい良かったと思う。
猛獣、もとい作品に接近できるなんて、レアな体験よね~
彫刻と絵画を合わせると200点越え。ん~アニマルづくしだったなあ~

ネコ科たち


●今日のほえ~
数年前に彫刻家の舟越桂、画家の小林正人と杉戸洋、写真家の浅田政志を招いて展覧会をおこなったとのこと。
そのご縁で船越桂氏の作品も展示されていた。スフィンクスとか。
現在、丸の内ストリートギャラリーでも桂さんの作品が展示されている。

●今日のおみや
ミニチュアフィギュアby海洋堂
中身が見えないので何が出るかはお楽しみ!
全5種類からランダムでチョイス。
スピリットベアをゲッツ!

手のひらのスピリットベア。かわいい~

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