伊予ケア

こんばんは。伊予ケアです。小さな小さな街でケアマネをしています。ケアマネとしての日々の…

伊予ケア

こんばんは。伊予ケアです。小さな小さな街でケアマネをしています。ケアマネとしての日々の関わりや出来事を書いたり介護保険制度について簡単に書いていこうと思います。本当に在宅介護は大変です。この私のブログが誰かの助けになることを願っています。

最近の記事

介護保険の使い方。

今日は、事例を通じての介護保険の使い方について。事例を通じて学ぶことがありましたので共有させて下さい。 80歳の男性と70代の妻と同居。市外に娘が住んでいるという状況でした。男性に関しては、数か月前に脳梗塞を発症し入院していましたが幸いなことに軽度で済みました。しかし、そこからベットで過ごす時間が多くなり廃用症候群みたいな状況になっていました。 しかし、本人は介護保険サービスの拒否「自分は何でも出来るんだ!!」と強い口調で言われるような状況です。 何とか、福祉用具の手す

    • 難病支援について

      また投稿間隔が空いてしまいました。先日は、市内での保険所主催の難病の家族会に参加してきました。参加数は10名程度でしたがどのご家庭も悩みも持ち日々の生活に苦しんでいる様子でした。 私の場合は、母親がパーキンソン病です。もう発症して10年になります。血圧の事や体重減少や薬の副作用に排泄の問題とONとOFFの活動制限について本当に家族総出で戦ってきたと思います。母もまだ60代です。これからも戦いは続くかと思いますが,10年の闘病歴とケアマネとしての私の経験とこれからの研鑽でどう

      • 久々の投稿になります。お久しぶりです。

        皆さんこんばんは。なんやかんやで日数が空いてしまいました。申し訳ありません。 この数日も変わらずケアマネさんをやっておりました。2024年の介護保険制度改正に向けて,制度見直しの話が出てきていますね。 ・ケアマネの逓減制の緩和 ・福祉用具貸与,購入 ・処遇改善からのケアマネ外しに ・更新研修の内容の見直しですか。(ヤングケアラー等) 無理ですから。こんなに膨大な業務を現在でも行っているのに追加で上記の内容を。。。。賃金も上がらないのに。 厚労省や有識者は,現場を

        • 発信するということ

          こんばんは。仕事が忙しく中々書くことも出来ずに6日振りくらいのブログになってしまいました。今日は、 「発信するということ」 これまでのブログで書いてきたように私は介護支援専門員という立場で仕事をしています。介護支援専門員が活躍できる領域は 「介護保険法」ですね。 介護保険法は3年に1回改正があるのですが、次回の介護支援専門員の改正 内容が鬼のように厳しくなりそうです。※詳しくは検索してみて下さい。 このケアマネが減っている状況、高齢化、低賃金、無意味更新研修等様々な

        介護保険の使い方。

          地域共生社会とは?

          皆さんこんばんは。何と、3日連続で書いています.最近執筆意欲が凄いのかな?いつまで続くかわかりませんが宜しくお願いします。今日もちょっとした情報をお伝え出来ましたら。 タイトルにもあるように「地域共生社会」この言葉が次の介護保険改正の中心になってきそうです。(3年に1回介護保険改正)(次回の改正は、2024年) 地域共生社会とは「介護」「障害」の垣根なく協力して支えていこう。 という考え(※介護保険法、障がい者総合支援法のルールは守りつつです。何でも良いわけではありません

          地域共生社会とは?

          相談できるということ(地域にて)

          連日になりますが、皆さんこんばんは。今日は、相談できるということについて書こうと思います。 日々介護支援専門員をしている中で、介護保険内での悩みや介護保険外での悩みと多数あります。決して、介護のライターさんが書かないような内容も。。 でも、介護支援専門員は個人仕事なので職場に相談できる人がいれば良いですが、そんな人がいない場合もあります。職場で相談が出来なければどうしようもありませんよね。 そんな時に相談できる介護保険事業所の方がいるのは、本当に助かります。今日は、福祉

          相談できるということ(地域にて)

          福祉用具さんの存在

          皆さんこんばんは。4日振りの記載になってしまいました。 今日は、福祉用具さんの存在というタイトルです。介護支援専門員をしている私ですが一番関わりを持って頂いているのが「福祉用具専門相談員」さんですね。本当にいつも助かっています。 今回、ブログの内容として上げさせていただいた理由というのが次回の介護保険改正で福祉用具の扱いが見直しをされることになりました。 主だった見直しというのは、福祉用具を貸与するにあたっては 「貸与か販売」 という扱いがあります。現状の介護保険制

          福祉用具さんの存在

          ケアマネ独立に向けて(勉強会)

          皆さんこんばんは。3日振りの投稿になってしまいました。中々仕事が忙しいので連続しての投稿は難しいですね。🤣🤣 さて、昨日はxの中で知り合わさせて頂いた。ケアマネジャーの独立に向けての勉強会でした。 ZOOMを使っての勉強会です。実際に、独立をした人と独立を目標にしている人が集まって意見交換をするのと実際に講師の方がテーマを作り指導をして下さる流れになります。 昨日は「独立後の固定費削減について」でした。 電気、ガス、水道、ガソリンの諸々の諸経費 他、紙面代や機材の料

          ケアマネ独立に向けて(勉強会)

          これまでの人生

          今日は、今まで関わってきた利用者さんの人生から少し在宅介護について考えていけたらと思います。 介護支援専門員となり約6年 この6年間で平均35件×年数程度。本当に様々なご家族様や利用者さんに出会わせて頂きました。本当に全ての出会いに感謝ですし勉強になることばかりでした。 私の地域は本当に田舎の県です。働いたことのある市も当然田舎です。仕事もほとんど農家や漁師、他、飲食の自営業や造船が大半でしょうか。たまに公務員の方もいらっしゃいますね。 本当に仕事によって生活スタイルも

          これまでの人生

          緩和ケアの事例から(69歳男性)

          皆さんこんばんは。伊予ケアです。世のケアマネさん今日はお休みでしたでしょうか?いつもお疲れ様です。 伊予ケアは今日は午前中だけ仕事でした。緩和ケアのご家族の今後の支援の検討でした。(妻と訪問看護と私)です。 膀胱癌の男性。69歳 夫婦での暮らし。主介護者は同居している妻。 私の関わりは特殊寝台の導入からでした。訪問時から強気な姿勢でどこか気勢を張っている状態。でも明らかにやせ細っており歩行もままならない状況であった。 お話しを聞くと「受け入れれない。癌の治療を続けたい

          緩和ケアの事例から(69歳男性)

          事例を通じて

          皆さんこんばんは。今日は再度伝えたいこと。在宅介護についてです。 事例を通じてお話しをさせて下さい。 90代女性。長女と孫と同居。利用しているのはデイサービスのみ。本人は認知症がありますが、周辺症状等はありません。 そんな一コマです。 長女「最近母が私の話の理解をしてくれません。5回くらい話をしないと理解をしてくれません。母が私を否定しているのかと思ってしまいます。イライラしてしまって母にもキツイ口調で話してしまいます。母にやさしく接してくれる環境の方が良いんでしょうか

          事例を通じて

          私の考えるケアマネ編

          こんばんは。今日は良いタイトルを見つけたので,このテーマで書いてみます。 介護支援専門員の理想の働き方を叶える方法 ケアマネの基本的な仕事は以前のブログにも書きました。 ①介護保険申請 ②インテーク(初回面談) ③アセスメント ④ケアプラン作成 ⑤担当者会議 ⑥モニタリング(1回/月) がメインの仕事。他、認定調査,サービス事業所との連携,行政との連携。 というの付随業務になります。 あ。。(1回/5年)の介護支援専門員の更新研修も仕事か。 これらの業務を理想の働き方に

          私の考えるケアマネ編

          ケアプランと実情の違い

          皆さんこんばんは。2日振りの投稿になりました。先日は,行政からのケアプランチェックというものがありまして,意味不明な指摘にイライラしてしまいブログが書けませんでした。 少し知って頂きたいのが,介護支援専門員の仕事の中に「ケアプラン作成」というものがあります。利用者さんのお困りごとを確認しA4の書類に文章として作成するんですね。 その書類の中に、家の家事や掃除が出来ないなら「ヘルパーさん」外に出て他の同世代の方と楽しむ時間を作りたいなら「デイサービス」 運動をしたいなら「リ

          ケアプランと実情の違い

          介護保険事業所を選ぶということ

          皆さんこんばんは。2日ぶりくらいの投稿になってしまいました。 お暇な時間に見ていただけると幸いです。 早速なんですが、私のこのつたないブログを読むために10人以上の方が登録して頂けました。感謝です。🤭 今後とも「簡単」をモットーに介護保険について現場の部分と制度についてお話しをさせて頂こうと思います。 さて、今日のブログです。実際の事例から書きます。 60代の長女と90代の母親の二人暮らし。デイサービスとショートの希望でした。 訪問時に出た長女の発言が印象的でした。

          介護保険事業所を選ぶということ

          自費サービスの利用(私の事例にて)

          あくまでも私の事例です。そこを踏まえたうえでお読みください。よろしくお願い致します。 先日、私の知人が介護保険の申請をしました。年齢は63歳。基礎疾患は 「パーキンソン病」 分かりやすくいうと難病ですね。基本的には治らないといわれている病気です。(※遅らせることや共存することは可能になってきていますが) その方は、介護保険の申請。利用は「ベットの希望」半身の拘縮もあり起き上がりが不便になっていました。 しかし、年齢も若く認知もなし。介護保険の認定がおりるかわからない

          自費サービスの利用(私の事例にて)

          介護保険を申請することへの受け入れ

          こんな時間になってしまいました。皆さんこんばんは。木曜も終わりもうすぐ週末ですね。何とか今週もやりきれそうかな。という感覚です。 さて、今日は母親の介護保険申請における認定調査の日でした。 母親は 62歳。。。。。 ん? 若いよね?65歳以下? と思えたら皆さんは優秀です。そう2号被保険者になるんです。 特定疾病としては、 「パーキンソン病」 「難病です」😣 本当にやっかいな病気です。私からすれば認知症よりキツイ印象があります。 いつかは根絶して欲しい病気

          介護保険を申請することへの受け入れ