『 窓 』
今朝は思ったほどの冷えこみはなかった。そろ〜りとキッチンの窓だけ開けてみる。
網戸ごしの窓に朝陽が差し込んできた。
隣近所はいつものように静寂。
冬はお籠りの季節。
晴れては喜び
雨には憂い(これでも憂いますww)
雪には嘆き(小さい頃は小躍りして喜び勇んだのに)
そんなこんな『窓』からは様々な想いを貰えている。
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箱入り娘🤭の私が結婚、その後突如、遠く離れた大阪や京都に住むようになった。
その住んだ家々にも『窓』はあったはずで その窓から見たであろう景色の記憶があまりないのだ。視線は全部、子供達に注がれていたということ⁈‥いやはや 😅
空や雲やお日様に感動〜♡
な〜んて事になるとは、この当時の私からは全くもって想像できません。人間変われば変わるもんです ♡
『窓』にもどります。
以前住んでいた我が家にも窓はちゃんとあった。
築100年は優に過ぎた家で、人が住んでいたからこそ辛うじて建っているというほど古〜い家。
多分家を見て来るんだろう。リフォーム関係のセールスの人がよく訪ねてきた 😅
一階に窓はあった。
子供の頃、車は殆ど走っておらず 人が行き交うだけの楽しい道。
でも『窓』からの景色は蔵の壁。
リスタートの時
この家を内覧して、一目惚れをした💓
なんといっても『窓』から広がる景色が素晴らしかったからだ。
開け放った窓からは風が吹き抜けていたのだ!
ここしかないでしょう✨!と即決できたのも、この『窓』があったからかも知れない。
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デイサービスに勤めていた頃、当時はバス🚌以外専属の運転手さんは雇われていなかった。なのでヘルパーの私たちが送迎に駆り出されていた。
認知も相当入ったおじいちゃんをお迎えに行ったときのこと。既におむつのお尻も濡れ気味だった😅
「え〜だいぶ濡れちゃってるよ〜」と話しかけると「そうかい?えへへへ」とニッコニコ。失礼ながら可愛らしい😊
送迎車の中には、先に乗り込んでいたもう1人の認知気味のおばあちゃんが待っている。これからいつものチグハグ会話の始まり〜である。
お互い噛み合っているかのように楽しそうに話すのでこちらまで貰い笑いしたものだった。
デイのお帰りには部屋の中までお連れしてベッドに腰を掛けてもらう。
「じゃあ、あさってね👋」と別れる時、表情が少し曇った気もしたが、すぐいつもの笑顔に戻っていた。
送迎車に乗り込む前、振り向くと
必ず『窓』から顔を覗かせていた。
それも満面の笑みで手を振って私たちを見送っている。その皺くちゃで可愛いニッコニコ顔が今でも忘れられない。
一日中あの部屋で過ごす彼は、どんな思いで過ごしていたんだろう。
『窓』からはどんな景色が見えたんだろう。家族からは相手にされていないと申し送りで知った。
『窓』から観る風景で、少しでも心が明るくなれていたらいいのになと当時思った。
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自由に外に出られなくても
『窓』があれば、心は外に飛んで行けるような気がする。救われることもあると思う。
窓から撮り溜めした写真です。
探していたらいろいろ思い出して時間が随分経ってしまって😅
私は『窓』からたくさん感動と癒しを貰っています。
皆様はいかがですか?
姉と妹お互いを思いやる哀しいショートストーリー📙の朗読
今日は
素敵な『窓』に思いをこめて💓
今夜は、予報通り音もなく雪❄️が降っています。
明日はどのくらい積もるのか恐ろしやです。
皆さま 温かくしておやすみくださいね🍀
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