しのざき昔話?!

2019年に、しのざきのお店に、昔の話の本があって
持ってけ、ドロボー?的に、誰でも持っていって良い
フリーペーパーがあって、それもらって、
その「江戸川区」の昔昔話読んでいたら、
次のお話が浮かんできて、
スケッチブックになぐり書きした“ものがたり”がこれ。

紙芝居観ているみたいに読んでくれたら最高。

むかし むかし しのざき村のほんごうという集落に

それは 知る人ぞ知る 働きもんのあねさんがおった。

そのあねさん しのざき村で小松菜っぱ作っていて

1日おきに朝から 本所や深川迄歩いて 途中 川は舟の渡しに乗り

半日以上かけ せんぜうりにはげんでおった。

ある日 本所帰り しんぞっこ 連れてきた。

あねさん しんぞっこと じぶんの畑で

小松菜っぱ作るようになった。

あねさんが連れてきた しんぞっこは、それは綺麗。

周りの近所に有名。

それで あねさん しんぞっこと深川や本所に

 2日おきに せんぜうり。

まあ野良仕事は 

あねさん衆の得意の菜っ葉団子 ちょうじゃく。

かびたおこし さなぶり せいふろで せんとう。

あねさんとしんぞっこ せんとう。

身体背中流し流されて、

あねさん聞いた。ちゃんは どこだ?

しんぞっこ ちゃんは死んだ。

またあねさん聞いた。おっかは どこだ?

しんぞっこ おっかも死んだ。

あねさん聞いた。んだから、大川飛び込もとしたんか。

しんぞっこ こたえない。

あねさん言った ほなくなよ。さっさと ふされ。

ま 野良仕事 いくらでもあっから、

うちのせどば 綺麗していくらでもおってええ。

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