村崎沙貴
心は合わせ鏡。動物相手は特にそう。 実体験をもとにした連載小説です。連載と言いつつ基本的に一話完結。
自作品のおまけ短編や小ネタをまとめています。
趣味や日常のあれこれを書いた記事を気ままに投稿していきます。
主に連載小説の宣伝記事記事を集めています。
趣味で書いている小説を不定期に公開していきます。
春。シーズン真っ盛りの桜並木の下にて。 葵「綺麗...って、2人共何やってるのよ。」 蓬「タンポポ!かわいいなあ!」 菊子「抜いて帰りましょうかぁ。葉っぱはお茶に、他は天ぷらにしてあげまぁす。」 葵「...桜見に来たんじゃなかったかしら。」 END
これから受験期に入るので、1年ちょっと投稿はお休みします。小説執筆はもう少し続けますが、それも夏には完全に更新を止めようと思います。もとから投稿頻度はそれほど高くなかった私ですが、記事を読んでくださった方々、ありがとうございました。約1年後の春頃から、またよろしくお願いします。
こんにちは、村崎沙貴です。読書日記第五回。今回紹介するのは、三川みりさんの「一華後宮料理帖」シリーズです。 三川みりさんといえば、「シュガーアップル・フェアリーテイル」がアニメ化されましたね。第一期、第二期ともに追いかけて、見事に作品ファンとなりました。それがきっかけで、三川みりさんの作品に興味を持ったんです。原作はまだ最新刊まで追いつけていません。 さて。「一華後宮料理帖」全十一巻読了。ひとの気持ちを揺さぶる物語とは、こういうもののことを言うのかもしれないと思います
これは、無邪気さを失った、とある少女の物語。 〜・〜・〜・〜・ 下校するバスの車窓から、遠く、闇に浮かび上がる光の橋が見える。イルミネーションだ。街に並ぶ店では、クリスマスソングを流し、ツリー用のオーナメント、サンタやトナカイのオブジェなどを売り、クリスマスセールの宣伝を打っている。ハロウィンが終わった途端にこれだ。クリスマスはまだまだ先なのに気の早いことだ、と毎年思う。 クリスマスを一緒に過ごす人なんていない。 一応、家族とのパーティーはあるものの、幼さ故に
咎の醜女 妙は今日も、獄中で、変わり映えのしない光景を眺めていた。 無骨で、じめじめとした空間。時折聞こえてくるのは、陰気な呻きやすすり泣き、怒鳴り声、叫び。不快と悲痛の巣窟。 心安らぐものなど何ひとつ存在しない。そう、疑いなく信じ込みそうになる。 実際、妙自身もそうだったのだ。少し前までは暗い思い込みに囚われ、絶望に塗り潰されていた。 あの日からだ。一筋の希望が心の片隅を照らし、未来というものへ僅かな夢を抱けているのは。 そして、このようなひどい空間に押し込めら
「3度目の正直」とは、あながち間違っていないのかもしれません。夏の鎌倉旅行、3度目のアタックにして初めて福日和カフェさんとの縁が繋がったことをご報告します。 読書日記で紹介した「茶寮かみくらの偽花嫁」で主人公の坂小鳥が注文していたそのままのメニューを頼んでみました。 このカフェの看板メニューです。前に別の店で飲んだチャイはスパイスのクセが強くて正直『変な味だなあ』と思ったのですが、ここのはとても飲みやすかったです。 左上にあるコロンとした丸いのは、ちゃいに入れるお
3色のコスモス。黄色が混じり始めた桜の木。ずいぶん地上から遠のいた雲。残暑にほてった肌を、ちょっぴり冷たい風が撫でていきます。 季節の移ろいを感じて心をときめかせていると、たとえ一時であろうとこの世の憂さを忘れられるものです。
心は合わせ鏡。動物相手は特にそう。 私は、「心を通わせる」ということが苦手だ。変に思われないか。警戒されないか。拒まれないか。心を開こうとか、距離を詰めようとか、そういう時に、嫌でも考えてしまう。 動物相手ですらそんなんじゃ、私に、友達なんてできるはずがない。 私は常々、触れ合えるペットを欲しがっていた。魚などではなく、ふわふわな毛並みを撫でることが出来るようなペット。だから、父が会社の同僚からハムスターをもらってきた時は、大喜びしたものだ。 嬉しさのあまり、世話は
夏に鎌倉旅行の予定があるんですが、実は春休みにも鎌倉に行ったんです。今さらですが、その時の思い出話を。 初鎌倉の時に存在を知った、あさばみゆき先生の作品「茶寮かみくらの偽花嫁」。その作中スポットを中心に、鎌倉を巡りました。 作中で主人公・小鳥が夫の頼兼さんとカレーを食べに行った、福日和カフェ。初鎌倉の時も行って閉まっていたんですが、今回もまたまたお休みに引っかかってしまったようで。ザンネン……縁がないなあ。 同じく作中に出てきた、御霊神社。面掛行列のお面は見ら
「Weeds」エブリスタにて連載中。諸事情により、あちらで先に完結させる予定です。
私の住んでいる地域では今、紫陽花が盛りです。梅雨の晴れ間にスマホを持って散歩に出ると、写真のフォルダはたちまち色とりどりの紫陽花で埋め尽くされます。 アイコンを見てもわかるとおり、私は大の紫陽花好きです。最も好きな花は紫陽花だ、と断言できるくらいには。 紫陽花の色といえば個人的には水色のイメージですが、赤系の紫陽花も結構好きです。紫陽花は本当に様々な色がありますよね。土のpHが関係しているんでしたっけ。最近見かけた中には、ひとつの玉(?)で色が半々のものもありました。
心は合わせ鏡。動物相手は特にそう。 今朝も、金魚鉢を笑顔でのぞき込む。口をパクパクとしながら近づいてきた、朱色の金魚二匹。私は指でつまんだ餌をパラパラと水面に落とす。 今日も元気で良かった。微笑ましく、そう思った。 以前飼っていた、鮒みたいな金魚を思い出す。薄茶色の水中で鱗や瞳を鈍く濁らせながら、たゆたうように気だるげに泳ぐ姿。私が世話を面倒くさがっていたせいで、あんなふうになってしまった。 二匹は奪い合うように餌をがっつきだした。愛くるしい様子にほっとする
noteを始めて一周年! これからもよろしくお願いいたします!
あさばみゆき先生、お誕生日おめでとうございます。先生が今年も、身健やかに、直き正しき真心忘れず過ごせますように。 これからも応援しています!
菅原道真公にご挨拶を。 太宰府行きの電車は車両ごとに違う吉祥文様があしらわれ、すでに天満宮参りが始まっているようでワクワクしました。 太宰府駅は朱塗りの御殿みたいな和風の建物でした。 平日にも関わらず、参道はすごい人混みでした。 御神牛像の前には行列が。 本殿の大改修に向けて仮殿の建設が行われており、臨時のお参り所が設けられていました。本殿の写真の前で二礼二拍手一礼。 建設中の仮殿の横を通った奥に、飛梅がありました。もう散っていましたが、新緑鮮やかでさすがの
エブリスタ版「一樹の蔭〜放免の平安事件簿〜」のスター特典に「雅近の和歌講座 其の弐」を追加しました。 よろしくお願いいたします。