見出し画像

ヒプノセラピスト養成基礎講座⑤前世療法

2日目の講座のメインは「前世療法」でした。

一度だけ前世療法を受けたことがあったから、なんとなくのイメージはついていました。

でも、だから何?

という感じなんです🤣

そのクライアントごとに中身は変わるし、
一回のセラピーで1つの前世だけをじっくり追う人もあれば、
2〜3と転々とする人もいるということ。

パターンは千差万別なんです。
 
 

私が受けたセラピーは、
流派のせいなのか、
ものすごくきっちりとセラピストが誘導していく感じで、 

ある前世の子供時代
→娘時代
→新婚時代
→壮年期
→配偶者と死別
→晩年
→自分の死、臨終(直後)
→中間生
→ハイヤーセルフとの対話

という、ものすごく構成のかっちりしたヒプノでした。

もちろん指示されたわけではなく、
セラピストがお上手だったのだと思います。
(「次にあなたの人生の中で重要な場面に移ります」という誘導だけだった)
 
 
つまり、私は自分が受けたセラピーのインパクトが強すぎて、
「こうあるべき」
という型をもってしまっていました。


そんな中の、お待ちかね💗
ちゃんりえさんのデモンストレーション✨✨
 
講座生の中から、希望者(じゃんけんで勝ち抜いた人💎)が、ちゃんりえさんから直々にヒプノを受けることができます😳
 
(私は残念ながら、ジャンケンに負けてしまった💦)
 
そのデモンストレーションでは、
なんと最初から壮年期の前世が現れたのです。
子供時代から追っていく…という、私の想定がまず打ち砕かれました。

そして、
その前世の人生を追っていきたいかを、クライアントが選ぶことができることにも驚きました。

デモンストレーションの仲間は、別の前世を選びました。
2つの前世を追って、
この2つの前世に共通してがんばったこと、身につけた力を問います。

そして、その上で現世を生きる自分へ、
彼らがやり残した何かを成し遂げてほしい…
というバトンが渡されるのです。
 
 
私が受けたセラピーを否定するわけではありませんが、
ちゃんりえさんの講座で学ぶヒプノは、
なんてクライアント自身の気づきが尊重される、クライアント中心のセラピーなんだろうか……

と感銘を受けました。
 
 
さて、自分たちのやる番…の前に、
小休憩。

この日は学校の仕事を休んで講座に来ていたので、ランチタイムにスマホを開いたら、十数件ものお仕事ラインが😅💦
 
申し訳ないけど、小休憩はラインには触れず、代わりに窓の外の景色を見て癒されました。

普段学校でバタバタ働いている時間帯。
場所を変えたらこんなにいいお日和で
何もかも小さなことに見えちゃう。

 
肝心の実習。
オブザーバーのともくんによると、前回の講座は毎回ペアを入れ替えたと聞いたので、
次は先輩ではなく、初めて同士の講座生かな~と気楽に構えていました。

が、
今回は続行で!!というご指示。
 
えー!?またバンビちゃん😅

前にうまくいかなかったから、リベンジしたいのに、まだ機が熟してないから無理…💦💦

という後ろ向きな気持ちでお相手をお願いすることになりました😅


まず、私がクライアントとして受ける。

最初に出てきたのは、スイス?アルプスの山小屋に住む女の子。
母親が亡くなり、母代わりに健気に明るくがんばっている。 
その子は私がやらなきゃ、と思っているけど、
家族は一人で頑張らないで、と思っていた

それが意外にも、女の子と家族、そして死んだお母さんとすぐに和解してしまったんです。

えー??一人目で、1場面で終了???
(人によっては、本当にこれで完結することもあるらしい)

せっかくの実習なので、もう一つ前世を見てみることにしました。

今度は、南太平洋の部族の男の子。
魚をとるのが上手くて、
人とコミュニケーションをとるのが苦手で、
家を出て船乗りになった。
結婚もしたけど、コミュニケーションが苦手で家を開けて船にばかり乗っていた。

なんで、この子の人生を追うのか自分でも分からず、
多分バンビちゃんも分からなかったと思います😅💦

でも、船が沈んで帰らぬ人となったとき、
あんなに見ないふりをしていた家族が、
自分を思って泣いていることを知る
んです。
 
 
家族の愛に背を向けていたことを心から恥じ、悔やみました。
 
ここにきて、はっ…と繋がった。
私も多分主人の愛に背を向けている状態であることを。
 
いやぁ…ヒプノ、深いです😂😂😂
やられた、
と思いました。
 
そして、またしても
よくわからない展開に寄り添い続けてくれたバンビちゃんに感謝をしました。
 
 
こんなにバンビちゃんは、私に寄り添ってくれているというのに…
私はなんかうまくいかない。
 
ランチタイムに仲間と話していたときに、
催眠誘導のときに、クライアントがちゃんと潜在意識優位になっているか、瞼の震えを確認したりする
と聞き、
私はそんなところまで意識が行ってなかったから、次はやらなきゃ、と思ったんです。

改めて、バンビちゃんの瞼などに注目しようと思ったら、うまくできませんでした。

なんで?

なぜかわからないけどすごく抵抗があったんです。
バンビちゃんが男性だから?
バンビちゃんが今回のオブザーバーの中で一番セラピーの経験者だったから?
うまくできないことへの後ろめたさ?

全部当たっていたと思うけど、
どうやら「男性」がキーだったのかもしれない…というのは、講座の最終日に気づきます。


そして、
やはり?予想通り?
はじめての前世療法もうまくできませんでした。

まず、焦って最初のカウンセリングが抜けてしまったこともあるし、

バンビちゃんの見ている世界観が私の常識というレンズで見てしまったために、
またしても、私の解釈で決めつけようとしてしまった
のです。

すぐに直せるものではないかもしれないけど、
原因がわかっているのに、同じ失敗を何度も繰り返す自分にショックを受けました。
 
 
あぁ…他の仲間は上手にできてそうだなぁ

実は私がこのメンバーの中で一番下手なのかも

と落ち込みつつも、
最初から上手くいかないことに、きっと意味があるに違いない

となんとか切り替えて、前半の講座をしめくくりました。

 

 
ここから、後半の講座まで2週間ほど間が空きます。

多分、この2週間も寝かせるための大事な期間なのだとは思っていました。
 

わかっていたけど、
ちゃんりえさんをはじめとする、講座生の仲間やオブザーバーの方々と共有する場が心地よすぎて、
明日からしばらく会えなくなることが寂しくて寂しくてしょうがない気持ちで
後ろ髪を引っ張られながら会場を後にし、仲間とお別れをしたのでした。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?