亀頭 太

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前回「シャント」のつづき

前回は「シャント」を作るまでをお話ししました。これで物理的には透析を受けることができるようにはなりました。しかしこの状態で「透析クリニック」へ行ってもすぐにやれるわけではないんです。  わたしは30年来の糖尿病から糖尿性腎症になり、結局腎不全となり人工透析となりました。現在の処(2023年)透析はほとんどが公費負担、国保においては手続きのしようで0円で受けることができます。社会保険でも月額10000円程度でできるところがほとんどのようです。本来なら一回で30000円位かかる

    • 「透析」って言われた 何をしたらいいの?

       今の病院は街のクリニックでさえ専門医がほとんどで、「内科」の看板を上げていても、元々は呼吸器であったり消化器であったりで、透析をしてくれる「腎臓内科」もしくは「透析クリニック」が家の近所にあるということは稀である。大きな総合病院なら科を移るだけでいいが、先々を考えると家から近くて綺麗な病院を選びたい。何せ、今後は死ぬまで週に3回毎回4時間程度病院に拘束される人生になるからだ。それともう一つ、病院の送迎バスは極力使わないほうがいい。だいたいが病人ばかりの集会所になってしまって

      • 楽しい人工透析

        2020年11月、30年糖尿で診てきてもらってきた医師から透析開始を告げられた。クレアチニン数値が7.5になったからだ。推算Gfrは10そこそこだったと思う。透析といっても透析病院へ行って「即透析やって下さい」と言ってやってもらえるものではない。腕にシャントを作り(手術)血管が育つまで2~3ヶ月かかる。何とかあと5年・あと1年延ばそうと食事や運動療法で糖尿や腎臓に良いといわれることはやってきたが、遂にこの日が来てしまいました。    まだ、自己紹介もしていませんが、わたしは

      前回「シャント」のつづき