見出し画像

辻元と仲のいい朝日はそれに一行も触れていない…こういう与太者が正義漢の仮面をかぶっている。

辻元と仲のいい朝日はそれに一行も触れていない…こういう与太者が正義漢の仮面をかぶっている。
2022年12月14日
随分前に、世界中のプリマから大変な尊敬を受けているモナコ王立バレエ学校の老女性教授が来日した。
その時に彼女が芸術家の存在意義について語った言葉である。
芸術家が大事な存在なのは、隠された、隠れた真実に光を当てて、それを表現する事が出来る唯一の存在だからです。
彼女の言葉に異議を唱えるものはいないだろう。
高山正之は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストであるだけではなく、戦後の世界で唯一無二の芸術家と言っても全く過言ではない。
一方、大江、村上、平野等、作家と称する人間達、自分達を芸術家だと思いこんでいる人間達の多くは、芸術家の名にも値しない存在なのである。
何故なら、彼らは、隠された、隠れた真実に光を当てて、それを表現する、どころか、朝日新聞等が作り出した嘘を表現して来ただけの人間達だからである。
彼らの様な存在は、日本に限らず、世界中の国においても同様なはずである。
つまり、真の芸術家とは、極少数しか存在していないのである。
私が、今の世界で、最もノーベル文学賞に相応しいのは、高山正之を措いて他にはいない、と言及している事の正しさを、本著も、痛切に証明している。


安倍さんを矮小化するのに躍起な朝日新聞
石平 
容疑者自身が政治的背景を否定しているので、それ以降は一方的に「統一教会」との関連性を報道し始めました。
高山 
そっちに話題の焦点を持って行って安倍晋三のイメージを汚し矮小化しようとした。
「悪の宗教に加担する安倍晋三」という格好で世論を誘導しようという意図が透けて見える。
少なくとも朝日の紙面からは、その悪臭を強く感じる。
石平 
海外の反応はそれと対照的ですね。
当日のうちにインドは喪に服すことを決めたし、西側諸国首脳からも高い評価のコメントが寄せられた。
世界中がその死を悼み、喪失を悼んでいる。
むしろ我々がびっくりするほどの評価を受けて、改めて安倍元首相という人が成し遂げた歴史の業績の大きさを実感しましたね。
ある意味では国際問題、あるいは対中問題に関して言えば、安倍さんはひとつの世界を、時代を作り上げた人物です。
高山 
日本人は日本の新聞を通してしか安倍さんを見ていないから、世界と日本の反応のギャップに戸惑ったのでは。
新聞自身もそうでしょう。
アメリカの歴代大統領が弔意を示すのはわかるけど、エリザベス女王陛下からも天皇陛下に弔意が寄せられた。
やはりそれだけ巨大な政治家だったということでしょう。
中東のアブダビでは、ビルの壁面を全面使って、安倍さんの映像と日の丸を掲げて弔意を示した。
やはりそういう追悼のされ方がふさわしい人だったと、改めて実感しますね。
石平 
アメリカの公共機関の建物は半旗を掲げました。
高山 
いかに日本の新聞が国際感覚からずれているか。
日本の新聞は、近眼の眼鏡を逆にかけるというような詐術をずっと続けてきた。
その詐術が暴露されたというわけです。 

辻元清美に「国葬」を批判する資格があるのか!
高山 
そんな展開を見て岸田首相は慌てて葬儀を国葬にすると閣議決定しましたけど、野党は大反対だ。
参議院に返り咲いた立憲の辻元清美は、「功罪の評価がすんでぃないから国葬にするのはどうか」なんて鹿爪顔で言う。 
しかし功罪の罪とはいったい何か。
例えば森友問題だ。
安倍さんは政治家には珍しいまっすぐな人だから「私と妻に後ろめたいことがあれば即辞任する」と言った。
慰安婦の嘘をばらされ、恨み骨髄の朝日新聞がその言葉尻を捉えた。
あることないこと、下衆の勘繰りで紙面を作り、辞任に追い込もうと画策する。
新聞失格だ。
それで巻き添えを食って野党議員に攻め立てられた近畿財務局職員が自殺したが、彼は遺書ではっきり「何のやましい値引きも誰かからの指示もない」と言い切っている。 
新聞報道は事実の追及にある。
なのに事実を追うふりをして憶測で疑惑をでっちあげて中傷する。
相手を傷つけることが狙いだ。
たまらない卑劣さを感じます。 
しかし、そうやって疑惑を追及していたら追及する側の辻元清美に真っ黒な疑惑が出てきた。
地検特捜なら動くべき怪しげな挙措が多かった。
だいたい辻元は質も素行も悪い女だった。
衆院議員に初当選するとすぐ社会党委員長土井たか子と諮(はか)って、公設秘書を雇ったふりして公金二千万円を詐取し、警視庁に逮捕された。
紛れもない悪質な詐欺犯、前科一犯だ。
普通の日本人ならそれなりにつつましく生きるところなのに、気がついたら「もう禊(みそぎ)はすんだ」みたいな顔で選良に返り咲き、それこそ前科もない、まっとうに生きてきた安倍夫妻のような人たちに罵詈雑言を浴びせる。「魚は頭から腐る」とか。 
前回の衆議院選挙で落選し、世の中まだまともかと思ったものだけれど、今度は参議院議員ででてきた。
彼女は森友学園の一件に妙に絡んでいて、むしろ辻元のほうが疑惑が濃かった。
この件では近畿財務局が、籠池理事長が買った森友学園の用地を八億円値引きした一億八千万円で売られたのが問題だとされた。
それが怪しいと言うなら実は森友のすぐ隣の同じくらいの広さの上地が豊中市に児童公園用敷地として近畿財務局から売られている。
十八億二千万円の正札だが、こっちにはなぜか国交省所管の空港特別会計から十八億円の補助金が出され、実際にはたった二千万円で豊中市は買っている。 
このとき空港特会を与(あずか)る国交省副大臣が辻元清美だった。
どうしたらほぼ土地代相当の十八億円の補助金が付くのか。
辻元と仲のいい朝日はそれに一行も触れていない。
石平 
ほう、そんなことがあったんですか? 
「天に唾する」とは、このことですね。
高山 
問題の土地はもともと畜殺場のいわゆる”洗い場”で、そのあとは産廃の廃棄場にもなった。
地下十メートル以上に及ぶと言われた。まともな土地じやあないから地下室を作りたい、基礎を打ちたいと思ってもただ掘り下げるわけにもいかない。
その処理を売る側の財務局も考える。
一方、辻元はその気になれば上空が伊丹空港の進入路にあたる騒音激甚地帯という事情を斟酌できる立場にあった。
石平 
森友学園のほうは一億八千万円ですよね。
なのに、もう一方は二千万円。
高山 
寵池理事長のほうがボラれたとも言える。
辻元にはほかに生コン業界との癒着というもっと生臭い話もある。
前科持ちの上にそういう数々の疑惑を自身が山とかかえながら、犯罪とは無縁の安倍昭恵さんを疑惑という名の勘繰りだけで苛(いじ)めまわる。
こういう与太者が正義漢の仮面をかぶっている。 
マスコミも、安倍さんの狙撃事件以来、安倍昭恵さんのことをぴたっと言わなくなりました。
その代りに「安倍政権の功罪」という格好で、暗に「モリカケ」をほのめかしている。
マスコミは不勉強なうえに自主判断もできない。
汚いね。
石平 
第一次安倍政権で安倍さんを退陣させたのもマスコミの力のせいですね。
高山 
あのときは社会保険庁の職員による年金の使い込みや流用事件が発生した。
そこで安倍さんが、「社保庁の不行跡は、行政府の長として全責任は私にある」と言った。 
その一言に朝日が飛びついた。
第二次政権の時の「私と昭恵に何か不正があればすぐ辞任する」と言った言葉に飛びついたのと同じ。
それで朝日の音頭で社民党などが結託して社保庁職員にいっせいに自分の使い込みを自白させ、それを朝日が大々的に報じる。
皮を切らせて骨の髄まで切るやり囗で、「さあ、安倍、お前の部下はこんな悪辣だった。社保庁はこんなに腐っている。責任を取ってもらおうか」と首相を追い詰めた。
安倍さんは、厚生省指定難病の「潰瘍性大腸炎」が持病です。
この病気に一番何か悪いかと言えばストレスです。
朝日はそれを知っていたはずだ。
それで執拗に安倍さんの言葉尻を捉え、責任を追及し、ついでに閣僚の還元水がどうの、顔の絆創膏がどうの、ちくちくいじめてストレスをかけ続けて病気を悪化させ、第一次政権を崩壊させた。
刑法で言えば明確な傷害罪ですよ。 
第一次安倍政権は安倍さんの「行政府の長が全責任を負う」といったその一言を朝日が狙い撃ちにして、「安倍の葬式はうちが出す」のに成功した。
同じように第二次安倍政権も森友学園問題が出た時に一途な正義漢の安倍さんは「もし私や妻昭恵に何らかの不正があったなら私は首相の座どころか議員も辞職します」と言った。
その一言に朝日も野党も群がった。 
「安倍昭恵さんが森友で講演をした」「籠池が安倍晋三記念学園にすると語った」などのネタをつなぎ合わせ、それと国有地の値引き問題を絡ませて、あたかもそこに疑惑かおるかのごとく報じる。狙いは存在するわけもない不正の掘り出しではなく、ストレスによる大腸性潰瘍炎の悪化が狙いだった。
四国・愛媛の加計学園での獣医学部新設も、「安倍さんの親友が学園長だったから許可が出た」と、下衆の勘繰りを報じた。
これも事実がどうとかではない。
そうでなく清廉の安倍さんが情実で動いたかのような一番嫌がる風評を立てることで安倍さんを苛立たせるのが目的だった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?