また一つ、いい作品に出会った。

原田マハさんの「独立記念日」

独立していく女性を描いた、24の短編集だ。

誕生日のとき、私にとって大切な人から頂いた。
本のプレゼントは、心が温かくなる。

この作品と出会えてよかった。
出会わせてくれてありがとう。

作品中では、様々な女性たちがいろんなことに悩み、苦しんでいる。
それでも女性たちは、独立し、前の自分より少し強くなって生きていく。

女性たちの独立は、新しい人やものとの出会いによって起こる。
今まで閉ざされていた扉が、バッと開いたみたいに。

苦しいけど、つらいけど、頑張って生きてたら、
ちょっとしたことかもしれないけど、何かは起こる。

そのちょっとしたことが、自分を強くするきっかけになるかもしれない。
なんてことを思って、心が動いた。

「独立記念日」

とても勇気づけられた一冊だ。