闇のクマさん、というインフルエンサーがいる。Youtubeで登録33万人、Xで登録15万人。かつては百田尚樹氏を“おやびん”と呼び、忠実に振るい、歩調を合わせ岸田政権たたきを激しく行っていた。

ところがこの論調が変わるのである。闇のクマさん、闇クマ氏は自民党員だというが、特に日本保守党がたちあがる、と発表されたあたりから変わった。違う党である日本保守党に対しては批判的な発信も行うようになったのである。

これが逆鱗に触れたのか、日本保守党界隈から攻撃を受けることに。YoutubeやXで日本保守党の支持者、同調者から激しい攻撃が寄せられた。党の創立パーティーの翌月、ヒグマと闇クマ　見つけたらすぐ撃っていいぞ』という冗談にしても気分の良くないポストがXに投稿された（既に削除すみ）。

そしてその翌12月。闇クマ氏による日本保守党批判に対しこの百田氏の発言。いかがなものだろうか？

年が明けるとエスカレート、脅迫と受け止められかねないポストがなされた。日本保守党に近いイスラム関連の研究者である飯山陽氏に対して意見をしたことで百田氏が激怒。簡単に背景を話すと、飯山氏は東京大の池内氏とパレスチナ紛争について論争しており(これについては次の次で記事にします)、それがエスカレートしたものを受けて闇クマ氏が意見したようだ。

このリプがまた地獄。ここで出てくる猫組長は元暴力団構成員。

更に同月の１月下旬、今度は日本保守党の支持者と見られるアカウントと闇クマ氏が論争。それに対し、日本保守党を支持していると思われる井川意高氏が闇クマ氏の子供を巻き込む形のポスト。これはかなりまずい、私が見ても行き過ぎに見える。

やはりリプがとんでもないことになっている。井川意高氏、猫組長氏とも百田尚樹氏などと親交のある人たちだ。

※　なお、これら３つのポストについてはURL付きで保存しています。もし司法対応で必要とあれば、いつでも提供に応じるつもりです。
※　タイトルは裏切りとなっていますが、闇クマ氏の行動を非難する意図は一切ありません。ポスト内容から比ゆ的にこのタイトル名にしました。

少しでも日本保守党について言及すれば容赦ない。保守党の支持者たちは闇クマ氏がかつて百田氏に受けた恩を忘れたと非難するが、ユーチューバー同士のコラボでいったいどこが恩と呼べるのだろうか？登録者数がどうだろうが有名だろうが無名だろうが、同じクリエーターである。そこに親方弟子のような恩だの忠誠だのというのは令和のこの時代、愚かさの極まりである。

闇クマ氏が党員で、日本共産党のように言論活動が党の方針で規制されてるとかであればまだしも（それも問題だが）、闇クマ氏は党員でもなんでもない。言論の自由もなにもない。この政党に議席を与えてはいけない。

後編に続きます。