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日本保守党~異形の支持者

日本保守党が失敗する理由。それは支持者が異形だから。支持者は政党の鏡。おかしな支持者が集まれば政党もおかしなものになり、サイレントマジョリティからはそっぽを向かれ、議席は得られない、もしくはごく少数にとどまる。参政党やれいわ新選組がよい例である。

日本保守党支持者の特徴は、論理ではなく情緒と攻撃。これについては有力政治系ユーチューバーKAZUYA氏が的確な分析をしているのでぜひ参照してほしい。

https://twitter.com/kazuyahkd2/status/1744362808521732274

支持者の多くはネットに住まい、自分の居場所を日本保守党に見つけたのだろう。外部からの批判に論理で返すのではなく感情で攻撃するのは、自分の居場所を攻撃されたと思いこむからである。彼らにとっては正当防衛なのだ。普通の政党にはあまりないが、カルト宗教やマルチビジネスを営む団体など、内向きの組織にもある特徴と言える。これについてはこちらの記事を見てほしい。

さらに、異論に対してあまりにもセーフゾーンが狭い。少し意見が違うと容赦がない。これは一般の支持者だけでなく、党の代表や主要な支持者(インフルエンサー、日本保守党関係のネット番組出演者)にも見られる。

10月8日、早くも日本保守党の主要な支持者であるイスラム研究者、百田有本氏のYoutube番組の常連でもある飯山あかり氏が高安カミュ(ミジンコまさ。Xのフォロワーは5万)をブロック。イスラエルとパレスチナの紛争について議論していたらしい。早くから日本保守党支持を打ち出したにも関わらず、である。

こうしたことは特別代表の百田氏にも言える。百田氏については次回に譲るとして、これだけ他者の意見を否定しあう支持者がいる政党はどこまでもつのだろうか。政党が大きくなれば多様な意見も混じるようになる。そうなると、激しい摩擦、からの内部闘争、そして崩壊。日本を豊かに、どころか自ら崩れていく未来予想図が予想される。

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