推しの話 ~すゑひろがりず、その好きなとこ編~

いきなりですが、まずは前回の記事「地獄巡り_京都祇園花月の巻の話」を読んで下さった皆様へ一言お伝えしたいと思います。

あの長さのライブレポにお目通し下さり、本当に本当にありがとうございました!!!絶対に目が疲れましたよねすみません!!!!!

どこまで書くんだという自覚は正直あったんですが、終演後の興奮ととにかく伝えたい欲が止まらなくなった結果ああなりましたごめんなさい。

そして本日はバレンタインデーって事で、これ程までに私を虜にする推しの魅力、好きなところについて書かせていただきました。ほんでこれもやっぱり文量エグし。おまけにオタク濃度も高し。
好き勝手に書いてるなぁと思われる方もいらっしゃるでしょうが、推しに感じる魅力は人それぞれだと思うので、「※あくまで個人の見解です」案件として生暖かい目で読んでいただけたら幸いです。


家臣になって約2年半が経ち、初期の頃…推しを知りたい期とでも言おうか、その頃に燃え盛っていた熱はしっとりと落ち着き、でも常に(火力の変化は多少ありつつも)燃えている…というのが今の私の状態。
見慣れすぎて飽きないように敢えて少し距離を置く日もあるし、突然の供給や何気ない一言がツボに刺さって語彙力を失った挙句、

「可愛い」
「尊い」
「最高」

しか言わなくなる程に熱を上げている日もある。

それを踏まえてまずお二人それぞれの好きなとこを挙げると、南條殿で言えば完全に無自覚な仕草や表情から放たれる色気、でも色々ちょっとだけ背伸びしたい少年ぽさとニカッとした笑顔。ツッコミ上手でちょっとテンパり屋さんやけど、周りに目と気を配れる気遣い屋さんでもあって、自分よりも他人優先なとこ。努力と根性は人一倍なのに、それを全く鼻にかけないとこ。
あと三島殿が大好きで、相方愛を隠すつもりは微塵も無いとこ。でも絶対素直に言わないとこ。

三島殿で言えば、仏様のような柔和な笑顔、かと思えば突然銀幕のスターばりに渋カッコよくなるギャップ。さり気なく頭の回転が速くて、大喜利や和風変換の瞬発力が凄いとこ。なのに天然で、信じたものは疑わないピュアな一面もあるとこ。自分が前に出過ぎること無く一歩引ける謙虚さと、ドンと構えた懐の深さ。そしてあまり表に出ないだけで実は南條殿が大好きで、恐らく南條殿と同等、もしかしたら南條殿以上に相方愛が強いとこ。

お二人の耳心地の良い声や家族が大好きなとこ、真面目で優しくて穏やかなとこも好き。あとたまにめちゃくちゃ母性本能をくすぐられる時がある。お二人とも私より年上やけど。

そして「すゑひろがりず」として好きなところを考えた時にその面白さと並んで浮かんでくるのが、「すゑひろがりず」という芸人を求められる場であり、そこに相方がいるからこそ滲み出るお二人の人柄。
ネタ番組やトークにロケ…テレビへのご出演も増えてその経験値も積まれているはずなのに、お二人とも未だどこか芸能人らしくないと言うか、良い意味で”ぶきっちょ”な印象がある。

いや分かってます。年上の、しかも大好きな方々に向かってこんな事を言うのは失礼やろって事は重々承知です。
でも何と言うか、人前に立つお仕事である以上、本音はどうあれ「演じ」なければならない場面はしょっちゅう訪れるはずなのに、そこで「心情を隠せない、隠しきれない」のが凄く良いな、と。
素が出ちゃうって表現の方が伝わるかな。

何とか捻り出したボケでスベって滝汗かいたり、真剣なあまり真顔で無言になったり。

相方のリアクションを見て、ツッコむより先に誰よりも爆笑したり。
相方の事を謙遜せず、本心から「ホンマすごいんすよ」って言えたり。

和風がだんだん緩んで来てる時、元に戻そうとしながらも思わず二人で笑っちゃうとこ。
「すゑひろがりず三島」が「三島達矢」に、「すゑひろがりず南條」が「南條庄助」になっても受け入れられてるとこ。
相方がイジられてる時にフォローするとこ。
たまにそのイジリに乗っかっても、『こいつの事は俺が一番分かってる』感が滲み出てるとこ。
無意識のうちに距離近めになったり、意図せずシンクロしちゃうような仲良しなとこ。
時々お互いに対してちょっとした文句を言いつつ、二人とも相方が大好きなとこ。
どんなに辛酸を舐めようと、二人のお笑いを諦めなかったとこ。
人柄とはちょっと違うけど、やりたい芸や得手不得手、色んな事が正反対と言うか背中合わせで、だからこそお互い信頼して背中を預け合ってて、二人で「すゑひろがりず」なとこ。

書いてて泣きそうになってきた。何でや。

ここまで書いておいて何だが、本音を言えば「あぁ何で今その持ちネタやっちゃうの」「その言い方はちょっと誤解を生まないか…大丈夫か…?」といった”そんな人やと思わんかった”的な感情を覚える時もたまにある。もちろん私が勝手に心配してるだけなので、価値観の微々たる違いとか、単にその時の心境にたまたま合わないだけといった一方的なものやけど。

でも不思議と完全に嫌いになる事が無いのは、その場その場で求められている事に応えようと真摯に頑張ってらっしゃるのが伝わるからだと思う。

間違えたなって時はきちんと反省されるし、その時の等身大の姿も見せて下さる。そういう意味でも”ぶきっちょ”なお二人だから応援したくなるし、その素直さや全力で頑張る姿に何度も何度も元気づけられてきた。
ライブで撮った写真で思い出に浸って英気を養い、気持ちが沈んだら惑星ループで癒される。三島殿の「がりず甘味~」と南條殿の「変な人ぉ」を観れば自然と笑顔になるし、私の毎日には必ずお二人がいる。

この熱は今のところ冷める気配が全く無いし、間違いなくお二人のお陰で私の世界は広がった。
局番へのコメントに始まり、初めは『一人でひっそり応援出来ればそれでいい』と思って始めたはずのTwitterで、ありとあらゆる供給で覚えた気持ちを家臣の皆様と共有出来るのが本当に嬉しい。このnoteも始めるかどうか悩んでいたけど、きっかけの一つであり、最後に背中を押してくれたのは「南條記」だった。

そして何より、NSCで出会ってコンビを組み、紆余曲折ありながらもすゑひろがりずであり続けて下さったお二人に心から感謝してます。懐事情のせいで”養育費”に使える金額は決して多くないけど、これまでに買ったグッズやインタビューが載った雑誌、チケットの半券は大切に保管してるし、ライブでは毎回ものすごい笑いとものすごい元気をいただいて帰ってます。
これからも推したいし、お慕いし続けるし、お二人に恥じない家臣である所存です。


うーむ。

やっぱり短く纏めるのは無理やったな。
最後もう告白やし。好きなところやから間違いではないけど。嘘は何一つ書いてないけど。何ならまだ書き足らんけど。

何かの間違いでもしご本人たちの目に触れたらと思うと嬉しいような恥ずかしいようなですが、こうやって言語化したお陰で、こんなにも推してたのかと再認識出来ました。
ここまで読んで下さった皆様も、お付き合い誠にありがとうございました。

すゑひろがりずのお二方、そしてご家族や周りの方々のご健康とご多幸を祈念して、今回はこの辺で。
では。

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