見出し画像

みっきーのリアル登山者の端書き#674『クルミ』

皆さんが一般的に「クルミ」として食べているもののほとんどは、「セイヨウグルミ」と呼ばれる海外が原産の品種になります。
それとは別に、日本でも自生している品種で「オニグルミ」というものがあります。

私自身は直接野生のオニグルミの実を食べたことが無いのですが、諸先輩方に話を伺うと「食べられる部分は少ないが、おいしい」という評価でした。
オニグルミは登山をしていると沢沿いなどで自生しているものが見られるので、いつか採集の機会に恵まれないものかと願っています。

ちなみにクルミは英語に訳するとウォールナットとなりますが、材木のカテゴリでは「クルミ材」と「ウォールナット材」は別物とされています。
クルミ材は前述したオニグルミ、ウォールナット材はブラックウォールナットをそれぞれ指しており、前者は柔らかく暖かな色目、後者は黒くてシックな色目を表現しています。
我が家では食器としてクルミの鉢を使っており、おやつを盛ったりするときの印象を柔らかいものに演出してくれています。

「クルミ」という単語一つとっても、その裏には色々な広がりがあります。
日々使っている言葉や概念についても関心を持って広げていくと、色々な知識とアンテナ力が身につけられますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?