日経平均最高値1989年と今の社会状況比較 #27
2/23のVoicyで、ちきりんさんが「日経平均、史上最高更新に寄せて」という事でちきりんさんの考えを話されていました。
詳細は、ぜひ聞いてほしいのですが、今後も日本が持続的に成長するためには、企業の成長もですが、社会の成長も必要と指摘されており、確かにその通りだと思いました。
そこで、バブル期の最高値の時期1989年12月29日の時と、今の社会的な環境について比較してみました。
人口
1990年は、1億2353万7000人で、2020年は、1億2512万4989人。150万人弱の増加なんですね。ただ、人口ピラミッドを比較すると、やはり、少子高齢化が進んでいることがわかります。
今は、バブル期の人口構成と異なり、生産労働者が少ない中で成長していく必要があり、よく言われる生産性向上を図る必要がありますね。
人口ボリュームゾーンの団塊の世代が、1990年40歳から2020年には70歳になり、紙の時代からぺーパーレスの時代へ仕事のやり方を変えていかないとまずいです。
ちきりんさんも話されていますが、特に役所のペーパーレスを進めていかないと事務的な時間をかなり取られてしまい、まったくもって生産性の向上どころではないですね。
経済
実質GDPですと、少しづつですが成長はしていることがわかります。
私の認識では、バブル期から、ほとんど成長していないととらえていましたが、少し調べると、成長率が世界と比べると小さいという事なんですね。
このへんは、私自身まだまだ勉強が足りないところです。
社会問題
1989年の10大ニュースを調べてみると、平成時代へ突入したり、ベルリンの壁の崩壊があったりと、激動の時代だったことが分かります。
消費税の導入が国内第3位でありますが、当時から社会保障問題もクローズアップしてきて、竹下政権時代に実施され現在に至ります。
消費税も3%から現在の10%と少しづつですが上げられていますが、社会保障そのものの議論が進まず、健康な高齢者などへの手厚さなど、見直しが進まないと、働く世代が疲弊していきますので、何とかしないとです。
その他
ヒット曲
1989年当時のヒット曲を調べてみました。
やはり、テレビドラマの主題歌となったものが多いですね。
今は、アニメの主題歌が多いなあという印象があるので、時代がドラマからアニメに変化してきているのでしょうね。
1989年
1 プリンセス・プリンセス『Diamonds』
2 プリンセス・プリンセス『世界でいちばん熱い夏』
3 長渕剛『とんぼ』
4 光GENJI『太陽がいっぱい』
5 Wink『愛が止まらない ~Turn It Into Love~』
6 工藤静香『恋一夜』
7 Wink『淋しい熱帯魚 ~Heart On Wave~』
8 工藤静香『嵐の素顔』
9 工藤静香『黄砂に吹かれて』
10 Wink『涙をみせないで ~Boys Don't Cry~』
〔オリコンチャート〕
今年の漢字
今年の漢字も調べようと思ったら、今年の漢字は1995年から始まったことが分かりました。
いろいろと勉強になるものです。
まとめ
社会の変化を肌感覚で考えるだけではなく、いろいろなデータなどを調べて自分なりに解釈することは、非常に重要なことです。
今回はちきりんさんのVoicyをきっかけに、いろいろな側面から現在と1898年を比較してみました。
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