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継続は力なりか?? #17

野本響子さんの「日本人はやめる練習が足りてない」という本を読んで考えさせられました。
私の二人の息子は、小さな時から野球をやっており、今も続けています。
継続することはよいことだという考え方は、日本に多くあります。私もどちらかというと、継続することは大切だと考えてきた人間です。
野本響子さんは、日本人はやめることに抵抗を感じ、辞める練習が足りていないと指摘されています。
確かに、そうなのかもしれないな~と思い、継続について考えてみました。


継続することの良い面と悪い面

私が考える、継続するということの対する良い面と悪い面

継続する良い面

1.スキルや能力が向上していく
継続することで、徐々にスキルや知識を向上させ、成果を積み重ねることができます。例えば、継続的な学習やトレーニングは、専門性や体力の向上につながります。

2.目標達成能力が向上する
継続は目標の達成に欠かせません。日常的な努力やコミットメントが、大きな目標に向けて進む原動力となります。目標に向けて一歩一歩進むことで、長期的な成功を実現できます。

3.習慣化する
継続することで、行動が習慣として定着しやすくなります。良い習慣を身につけることで、効率的な生活や仕事環境の構築が可能となります。

継続する悪い面

1.モチベーションの低下
継続する中で、最初の興奮やモチベーションが低下することがあります。新しいプロジェクトや目標に取り組んでいる際、最初は熱心でも、徐々に興味を失うことが課題となります。

2.過労やストレス増加
長期間にわたり一貫して取り組むことは、過労やストレスの原因となることがあります。十分な休息やリフレッシュの機会を与えないままに継続すると、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

3.柔軟性の不足
ある方法や計画に固執しすぎて、変化や新しい情報に対応できなくなることがあります。継続は大切ですが、柔軟性も持ち合わせることが重要です。

今の日本での問題点

現在、日本では不登校の生徒が増えていたり、会社員でも鬱になり会社に出社できなくなる人が増えていたりします。
それは、継続することの悪い面が顕在化した、ためなんだと思います。
野本響子さんが本の中で指摘されていた通り、辞めることに対してもっと軽い気持ちになることができれば、もっといい世の中になるのかもしれません。
そのためにも、辞めることに対して私も含めて、敷居を下げる必要がありそうです。

辞める練習のために、何をすべきか?

辞めることに対して、敷居を下げるために、何をすべきかというと、私は自分の考えを持って決断する練習をすることだと思います。

でも、自分の考えって言われても、わからないという方も多いかもしれません。その場合は、まずは自分の感情に正直になることです。
ノートに自分の感情を書いていくと、自分の考えが整理できるかもしれません。
やり方は、以前私が書いたノートにも紹介しています。

自分の感情に正直になると、自分の考えがなんとなく整理されてくると思います。
その後は、自分の考えを成長させていくことを面白がりながらやれば、楽しくなりそうです。
自分の考えを考え続けること。それが自分の軸を持つということにつながるんだと思います。

私の今の結論ですが、継続するか辞めるかは、どちらが良いとか悪いではなく、場面に合わせて自分の考えで選択するです。
そのためには、自分の感情に正直になること、自分の考えを整理しながら考え続けることが重要です。
私も考え続けていきま~す

#ジブン株式会社マガジン
#野本響子
#辞める練習

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