見出し画像

図書館で働いていたころの失敗談。今だから”ちょっぴり”わかる「集客」のコツ。

「なぜ申し込みがないの!?」

図書館で働いていた頃のこと。わたしは焦っていました。

なぜなら担当する親子向けイベントに、全然申し込みがなかったから。会場がスッカラカンになる恐れがあったからです。

今日は『今だからわかる「集客」のコツ』と題して、当時の問題点を探っていきたいと思います。


そもそもどんなイベントだった?

イベントのテーマは「自然科学の本」の面白さを知るもの。これだけだと、なんだかわからないですね。

異動していった前の担当者から引き継いだこのイベント。特にこれといった資料もなく、チラシを作ろうにも「うーん……」。そこでわたしは、これまでのデザインを流用して、次のようなチラシを作ったのです。

イベント名:〇〇イベント
タイトル:「自然科学は面白い!」
日時:〇月〇日(〇曜日)〇時~
会場:〇〇
定員:〇〇人
申込方法:〇月〇日から図書館へ
~「自然科学の本」の楽しさを発見しよう!~

※イメージ

いま思い出しても恐ろしいチラシ。冒頭のような悲劇に見舞われたのは必然だったのかもしれません。

問題点

①ベネフィットがない

人がみずから動くのは「ベネフィット(それ手にした未来)」があるから。モノを購入するのも、イベントに申し込むのも、それによって得られるステキな未来が想像できるからです。

でもわたしの作ったチラシには、見事にその要素がありません。

だから……

・理科・算数好きのお子さんに育つ!
・もっと本が好きになる!
・「パパ物知りだね」って褒められる!

こんな言葉があれば、ちょっとは未来が見えたかもしれません。利用者の潜在的なニーズを考えるって大事ですよね。(勉強中のため、キャッチコピーが下手くそなのはご容赦ください)

②内容が分からず、好奇心をくすぐられない

先ほどのチラシでは、内容が分からないため好奇心をくすぐられません。パッと見て、二度見してしまうようなワクワク感もありません。

話を聞くイベントなのか。工作があるのか。実験があるのか。そもそもの内容が欠落しています。

当時、講師の先生にも確認はしました。でも「適当に話をしますから大丈夫ですよー」とのお言葉に甘えて、圧倒的に確認不足だったわたし。詳細を聞いて告知するべきだったと猛省です。

③限定性や希少性がない

毎年行われるこのイベント。先生は毎年ちがうものの「いま申し込まなければ!」というような希少性がありません。図書館好きの人でさえ「今年もなんかやるんだな~」でスルーしてしまいます。

だから……

・○○先生、今年限りの特別講義!
・ノーベル賞受賞記念の限定イベント!
・先着〇〇人に「〇〇プレゼント!」

こんな言葉があれば、ちょっとは「申し込まなくちゃ!」という動機につながったかもしれません。(繰り返しになりますが、キャッチコピーが下手くそなのはご容赦くださいませ)

イベントはどうなった

さて、そんなこんなで最後まで伸び悩んだ申し込み。関係者を呼んで、それなりに席を埋めなければと考えていたところ……

中止になりました。

なぜならインフルエンザが流行したため。このイベントは結局まぼろしに終わったのです。

公務員も、もっと集客を勉強しなきゃダメだなぁと思い返した「読書の秋」なのでした。

【ライ活 14日目 完】
☆ライティングの習慣を身につけるために、スクール仲間とnoteの更新(通称:ライ活)をがんばっています!応援してくださる方は「いいね」いただけたら、励みになります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?