さつまいもチキン

母との関係に悩む娘の話。書く事で自分の気持ちを整理します。

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母との関係に悩む娘の話。書く事で自分の気持ちを整理します。

最近の記事

心の底を深掘りしたら母への恐怖が出てきた。

私は小さい頃からずっと母に怒ってきた、でも、その怒りはずっと抑圧されて、30歳になった今になって自分は怒っていたんだとやっと気づいた。 その怒りの元をたどると母にわかってもらえない悲しみがあった。母に愛してもらいたいと思いつつも愛してもらえなかった悲しみがあった。 その悲しみの元をたどると母に見捨てられるんじゃないかと言う恐怖があった。愛してもらいたいのは見捨てられたくなかったからだった。 子供は1人で生きていけないから、母に見捨てられる事に本能的に死に近い恐怖を感じてい

    • 親への怒りがおさまらない

      ここ何日かは季節の変わり目で気温差が激しく、なかなか寝付きが悪かった。そんな時は決まって、親のことを延々と考え続けてしまう。 どうして昔あんなひどいことを言ったのだろう、なぜ私の気持ちをわかってくれないのか、これからも親は変わる事は無いのか。などなど。 親との言い争いを頭の中で繰り返し、こう言ったらどう反応するかな、私の気持ちをどう伝えればいいのか口論の試行錯誤を頭の中で1人繰り返してしまう。 この思考は時間ばかりかけているのに、一向に私の頭の中の親は私に言い負かされてく

      • 母に愛されたかった気持ちに気づいた

        私は母に愛されたかった。 そのことを母が聞くと、私はあなたを愛していたのになんで親の気持ちがわからないの?と怒りの反論をするだろう。 確かに母は私を愛していた。しかし母が愛していたのは私の長所だけだ。母は私の短所を愛さなかった。 短所がない人間なんていない、そもそも長所短所と言うのは、周りの人間や環境によって決められるものだ。母によって決められた私の短所(性格的なところや、体型的なところ)は常に批判され改善を求められた。 あまりにも批判されるので、私も母の考える私の短所が嫌

        • 苦手だった母親の見方が変わり始めた

          私の母親は気が強く口が悪い。でもその代わりに誰よりも働き者で家事や育児そして仕事を頑張ってきた。好き嫌いもはっきりしていていろんなことに自分の意見を持っている母親だと思ってきた。私はそんな姿の母親を一方では尊敬し、一方では少し苦手に思っていた。 最近母親との関係を見つめ直す中で、新たに見えてきた母の姿がある。ずっと強い人間だと思っていた母親が実は違うかもしれないと思わせる出来事が積み重なっていった。 母はよく意見が衝突した時に「私の方が正しい、あんたは間違っている。」この

        心の底を深掘りしたら母への恐怖が出てきた。

          サボることへの罪悪感とその原因

          「サボり上手は仕事上手」なんて事を言ってた同僚がいたが、私はその反対のサボり下手の仕事下手だった。 日常生活でも、ちょっと暇ができると先の用事を前倒ししてやってしまうことが多く、何にもしていないと落ち着かずソワソワしてしまう。何もやらないことに対しての罪悪感が根深かった。 なんでそうなったかと考えると、やはり親のしつけが大きかったと思う。もっと努力しなきゃ、もっと勉強しなきゃ、〇〇ちゃんはあなたよりもっと頑張っているよ、と親は頻繁に言ってきた。世間の論調も努力は美徳、サボ

          サボることへの罪悪感とその原因

          母のしんどい所の考察

          母のどんな所をしんどいと思うのか考えてみたら大きく分けてこの3つに分けられると思った。 ①人と比べる 私には同い年の親戚がいる。幼い時からよくこの親戚と比べられて〇〇ちゃんはできるのにあんたはダメねみたいな事をよく皆の前で言われていた。 あとは〇〇ちゃんはすごく痩せてるのにあんたはパンパンね、と体に関する事もよく人前で言われた。 こう言われると、すごく惨めな気持ちになり 言わないでよって怒っても 「だって本当のことでしょ」と言って止めてもらえなかった。 流石に大人になってこ

          母のしんどい所の考察

          「親の心子知らず」が口癖の母

          母と口喧嘩すると母はよくこの言葉を言う「親の心子知らず」この言葉を聞くとまだ子供がいない私は何も反応できなくなる、卑怯な言葉だ。 母がこの言葉を言う時その裏に「私はあんたのためを思って言っているのに、あんたはちっとも私の気持ちを知ろうとしない」という批判の言葉が隠されている。 「子供のため」言い換えると「子供の幸せのため」親は子供を育て、勉強させ、進学させ、結婚や子供を産むことを勧める。 「幸せ」をキーワードにして、この事を見ると私が母といる時、息苦しくなる原因が見えてく

          「親の心子知らず」が口癖の母

          理想の押し付け合い 母と私の関係

          私の中に理想の母がいる、その理想の母と比べて、現実の母は全然違う。私の理想の母は、自分の意見を子供に押し付けたりせず、ありのままの子供を認め、ヒステリックに怒鳴ったり人の悪口をぺちゃくちゃ言わないそんな母親だ。 母の中にも理想の娘がいる。母の理想の娘は親孝行で良い大学を出て、良い就職をして、良い相手を見つけてすでに子供がいる娘だ。母の苦労をよくわかり、母の気持ちに共感するそんな娘だ。そんな娘と私は全然違う。 母と喧嘩をする時、お互いにこの理想の押し付け合いになる。どうしてあ

          理想の押し付け合い 母と私の関係

          この正月帰省はしなかった。

          悩んだけど、正月は実家には帰らなかった。母にはただ帰らないとだけ伝えた。 もし母が正真正銘の毒親だったら、私は自信を持って実家には帰らなかっただろう、しかし母は毒親と言うには言い過ぎで、今まで暴力を振るわれたこともなく、学費や仕送りもちゃんとしてくれた。 ただ私の母は口が悪い、もし口で人を叩くことができたのなら、私は小さい頃から母に叩かれながら育った。小さい頃から、あんたはダメだ。他の子はできるのになんであんただけできないんだ、もっと努力しなければいけないと言われながら育って

          この正月帰省はしなかった。

          なにから話そう 母と私

          私は成人していて、もう実家を離れて10年以上経つ。最近、母との関係に問題を抱えている。 決して毒親なんかじゃなくて、大学にも通わせてくれて私を一生懸命に育ててくれたんだけど、最近母といるとなんかしんどい。 育ててくれた感謝の気持ちと、1人の人間としての恨みの気持ちが両方ある。母と離れようとすると罪悪感を感じ、母に近づこうとすると自分の心がすり減ってくのを感じる。 このnoteは私のためのノート。書く事で自分の気持ちを整理していきたい。

          なにから話そう 母と私