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風の谷のナウシカ

「風の谷のナウシカ」をちゃんと観た。
なんかジブリをちゃんとみたい、って思うようになるのが成長の境目かなって思った

「風の谷のナウシカ」映画は1984年に公開されたので、今から約40年前の作品。

人間の身勝手さ、人間が自己中心的で、自然を破壊しているということに40年前から気づいていた、そしてそれをアニメーションというすばらしい形で世に伝えようとした、宮崎駿さん、本当に尊敬します

腐海についてナウシカが語るシーンで
「きれいな水と土では腐海の木々も毒を出さないと分かったの。」
「汚れているのは土なんです!この谷(ナウシカの住む風の谷)ですら汚れているんです!」というナウシカのセリフには、「土」というのは人間の「心」を隠喩しているのかな、と思った

腐海にしたのも人間で、それに苦しんでいるのも人間。
腐海が進んで、人間の生息が危ないというのに、自分の思い通りの国を作りたいという、強欲で戦争をする。

自分の欲のためなら王蟲をはじめとする蟲たちを容赦なく殺して、支配しようとする。
本当に、人間のしょうもなさを改めて実感した
ナウシカを観て、戦争なんて今は日本でやってないし昔のことやから私には関係ないわ、って思う人いるかも知れないけど、どう考えても、今の日本含む、この世界は、腐海だと思う。

ナウシカのいる世界と変わらない。
人間の欲のために、動物を傷つけ、自然を破壊し、地球を傷つけている。(貧困な人間への搾取もある。)
何も変わってないし、むしろもっと腐海が進んでいる状態だと感じる。

人間の娯楽のために、お金のために、動物をゲージに閉じ込めて、家族と引き離して、虐待して、殺して、値段をつけて、売る。

動物は、そんなことされるために、生まれてきてない。

私たち人間と同じように、自由に暮らす生き物だ。
「食物連鎖」「弱肉強食」「家畜」だから仕方がないという解釈は間違っている。

あなたの大切な人が、誰かに暴力を振る舞われたり、レイプされたりしたときに、その大切な人が暴力をした人より「弱かったから」仕方がない。で済ませれるのか。

まあ、弱肉強食に関しては、人間を「強」と考えている根本的な問題もあると感じる。

もうそろそろ、動物食べたり、着たり、動物園行ったりするのやめよ
ビルめっちゃ作ったり、CO2排出しまくって、大気汚染して、自然壊すのやめよ、野生動物の住む場所奪うのやめよ
自分が袋持ってこなかったからってビニール袋もらって、スタバでカップもらって、ストローもらって生体破壊するのやめよ

欲のために、何かを利用するのやめよ

私は、動物のことじゃなくても、
袋持ってきてないなら、手で持って帰れよ
マイカップ忘れたなら、飲むの我慢しろよ
って
正直思ってしまう。

自分のちょっっっっとの「ま、いっか」っていう軽いきもちが、地球に大きな影響を与えてる。

わたしたちは、わたしたちのひとつの行動が、どれだけ地球に影響を及ぼしてるのか、もう少し本気で、考えなければならない。

私たち人間は本来、何においても支配する立場ではない。
海があって、空気があって、自然があるから私たち人間は生きていられる。
私たちは、地球に住まわせてもらってるということを忘れないでほしい。
自然に感謝して自然を大切にしよう。


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