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「マイナス感情」との向き合い方/大学受験のリアル

「心と技術で志望校合格」大学受験コーチふちおです。

本音の志望校合格を目指す高校生、そしてその保護者さまを応援するために「問題を解く技術」と「心の扱い方」についてお伝えするブログです。

■『最近、子供が口を開けば「もうダメだ…」とばかり言うのです。』

高校3年生の保護者さまとの「面談での一コマ」です。

共通テスト本番まで、あと約50日。
生徒本人の不安や緊張、ストレスはピークに向かっていると感じます。

この生徒は塾内でも「特に頑張る」受験生

第一志望に向けてようやくC判定が見えてきました。でも、まだ志望校に届く確証がないことも本人が一番よく分かっています。

だからこそ、そのつらい気持ちを思わず家で言葉にしてしまうのだと思います。(また、そうせざるを得ないのだと思います。)

お母さまとしても、本人が頑張っていることを十二分に感じているので

・否定することも
・肯定することもできずに

「そうか~」

としか言えないとおっしゃっていました。
(生徒本人の気持ちも、お母さまも対応もとても「尊い」と感じました。)

■生徒と直接話をしてみました。

とはいえ、この発言が今後も続くと

・生徒本人にも
・お母さまにも

「つらい影響」が出てしまうと直感的に感じました。

そこで、この面談の後日に私と生徒で直接話をすることにしました。生徒が「納得した上で」、この発言をストップして欲しかったのです。

■マイナス言葉には「毒」がある

IKEAが行った実験があります。


2つの同じ種類の植物を、日射量、水量、肥料の量などを同条件にして設置。片方には「優しく、愛のある言葉」をかけ、もう片方は「悪口などのネガティブな言葉」を浴びせました。

そして、「ポジティブな言葉」と「ネガティブな言葉」、それぞれが録音されたレコーダーを30日間流し続けた結果…

わかりやすい結果が出ました。

向かって左が「ネガティブワード」を浴びせ続けられた植物です。

きっと、「相手に矢印を向けた」マイナス言葉には「毒」のようなものが含まれているのだと思います。

そして、
「もうダメだ」「受かるわけない」「もう落ちる」といった「自分自身に向けた」マイナス言葉にも、きっと同様に「毒」が含まれるように感じます。

だから、
・もし、その言葉を「自分自身」に投げかけ続けたら??
・もし、その言葉を「自分の両親」や「友人」に投げかけ続けたら??

その先に何が起こるのでしょうか…??


「私はあなたに、自分や人を傷つける人になって欲しくない。だから、まずは『勇気』をもってその発言を止める忍耐力に挑戦してみて欲しい。」
と、その生徒には伝えました。

■とはいえ、「言わない」こともストレスになる

人間ですので「マイナス感情を持たない」ことは不可能であると思います。

この生徒に対しても

・マイナス「発言」をしないことには挑戦して欲しい
・でも、マイナス「感情」を持つことはOK

と伝えています。

ただ、「マイナス感情」は想えば思うほど、当然のように「心に蓄積」していきます。自分で自分の心に「小さな毒」をためていくことなります。


確かに、人を傷つけなくはなりますが、「自分」を苦しめることには変わりはないです。

では、どうするのか??

物理的に「水に流し」てしまいましょう(笑)

どうしてもマイナス発言をしたい時は、お風呂でシャワーを浴びながら「発声」することをおすすめします。

発言することで、その感情は自分の外に出ます。そして、シャワーの水流が文字通り「水に流して」くれます!

※外で誰もいないことを確認して、発言してもよいかと思います。「風」が流してくれます。

そして、それでもどうしても気持ちが収まらないときは、「ちょっと聞いてもらってもいいですか…??」と前置きした上で、親や友人、塾や学校の先生に聴いていただきましょう。

※最後はやはり「人」に聴いていただくことが大事だと思います。
※「ここぞ!」というときに、「前置き」すれば周りの人はしっかりあなたの話を聴いてくださるはずです!

一人でも多くの高校生が「いい受験だった。」と受験期間を総括できることを心から願っています。それでは、また次回!


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