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もしかして私、人の役に立ててない?

こんにちは。はじめまして。
とあるナースと申します。

わたしは、会社の中の保健室で働いている看護師です。

最近保健室にくる若手社員とよく会話をしていて、気づいたことがありました。

それが、みんな口を揃えて『役に立ててない』『周りに貢献できてない』という悩みをお待ちなんです。
これが印象的で、今回貢献度をテーマを選びました。

貢献度ってナニ?

そもそも、貢献度って何?と思う方も多いかもしれません。この言葉の意味を調べたところ「何かのために力をつくし、役に立ったかどうかの程度」だそうです。

何かのために力を尽くす
これは自分で頑張れることで、コントロール可能なものです。

一方、役に立ったかどうかの程度 
どのように判断すればいいのでしょうか?

数名の若手社員からは、自分が貢献度を感じることができない、要するに現在の知見では簡単な仕事しかできず、あるいはパフォーマンスが低く(物理的に)頑張れていない、成果を出せていないため達成感がなく貢献できていないと感じる方もいます。

もしくは、貢献度を他者に委ねて、他者からの評価が少ない=貢献度が低いと感じると、訴えていた方もいました。


これを見ると、前者は自分軸、後者は他人軸で物事を捉えていることがわかります。


自分軸的考え方


知見がないので、簡単な仕事しかできずに達成感が得られない、またはパフォーマンスが低く求められる成果物を出すことができない等というようなお悩みについては、解決策が多く存在します。

たとえば、知見がないのなら勉強したり、簡単な仕事しかできないのであれば上司に相談して先輩と一緒に作業させてもらうだったりできます。

パフォーマンスが低いことについては、少し分解して改善可能な箇所を探すこともできます。

そしておそらくこのように自分軸で物事を考えられる人は、直接的に仕事で貢献できていなくとも、試行錯誤して行動する中で、自発的にやりがいを見つけたり、達成感を覚えたりすることが可能でしょう。

他人軸的考え方


一方、他人軸で考える人は、常に他人からの評価を求めてしまいます。
他人はコントロールできませんし、会社において常に自分を見てフィードバックし続けてくれる(あなたはとても貢献してくれているよといったように)上司は、残念ながら絶滅危惧種的存在です。


そのため、常に「貢献できていないのではないか」「役に立てていない」という考えを持ち、不安やストレスを抱えている状況になってしまいます。

ここでわかるのが、他人軸ではなく、自分軸で物事を考えることの大切さです。
確かに、仕事をする上で貢献度はやりがいやモチベーションにつながる大事なものですが、誰かに評価されることで貢献度を測るのではなく、自分の中でどう貢献度を感じることができるか、それが重要です。


そのためには、他人からの直接的、間接的な評価=貢献度という見方を一度断捨離し、どう行動すれば自分が貢献していると感じられるかに注目すべきです。


すぐに見方を変えるのはなかなか至難の業ですが、まずは自分が心からこの思考を変えたいと望むことが大事です。応援しています。

それでは皆さん、最後までお読みいただきありがとうございました。
ご自愛ください。

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