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仕事のコツ⭐︎生徒の問題行動が減ること

前回「エネルギーに変える編」を書いた。

砂漠の昆虫が水分を集めるように
ギリギリの中で捻出した時間を何に使うか?
教員であれば、(生徒にかける)時間はいくらあってもいい
と思っていたから。

「悩みの相談にのってほしい」と、
やってくる生徒の話をじっくり聞く。

最近様子のおかしな生徒に、
「困っていることない?」と水を向ける。

自転車やらスニーカーやら制服が無くなった!
と放課後に半泣きで来る生徒と一緒に
遺失物を探す。

自転車の時には、
アシの無くなった生徒を車の助手席に乗せ、
乗り捨てされそうな場所をしらみつぶしに、
まわってみたり。

どうしても点が取れない学力の低い生徒に、
救済のための課題を出すが、
漢字を10回ずつ書いて提出、
なんて言っても出来ない、やる気があっても。
それが「学力の低い」の言葉の意味。
そういう場合は図書館で二人で漢字書きする。
次回は前より点が取れるようになったりする。

放課後に日番で全部の教室を回り、
残っている生徒と、他愛のない雑談をしたり。

一般企業ではリスク回避と言うのだろうか?

以上に記載した、1〜数時間かかる諸々を行う事で、
問題行動が減る(無くなるまではいかないが)。

これに至るまで、トラブル?事故?事件?
に遭遇する事、多々。
高校生ともなると、性がらみも含めて、
自主退学していった生徒達を思い返す時、
そこに歯噛みするほど悔しかった自分がいた。
何も出来ない自分が悔しかった。

本日は以上です。

この記載が、何かの役に立てれば幸いです。


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