相手の言葉で話すとは?優しさと思いやり
毎朝の通勤、片道30~35分くらいかけて車で通勤しています。
車の中では、いろんな方のvoicyを聞いています。
voicyは音声プラットフォーム、広告がないのでとても聞きやすい。
よく聞いているのは、木下斉さん、大河内薫さん、ちきりんさん、ニシトアキコさん。
最近は、中村敦彦さんも聞くようになり、意図せず笑わせている感じが好きで、笑ってからの出勤という健全な気持ちで仕事ができています(笑)
ニシトアキコさんのvoicy
ニシトアキコさんのことを知ったのは、鴨頭嘉人さんがニシトアキコさんの話をしているのを聞いたことがあったから。
私の頭の中のニシトアキコさんの最初のイメージは、すごく恐~い人、厳しい人だったのですが、声や話し方を聞いて、イメージが全然違いました。
昨年の放送なのですが、とっても大事なことを話していたので、ちょっと思い出して聞いてみました。
最初のチャプターの後半での話なんですが、
ニシトさんがパン屋さんに電話をかけて、パンの取り置きをお願いする場面。電話の相手が、パン屋さんの新人さんで、ニシトさんは、話が通じなくて困ったという話。
でも、その電話のやり取りを聞いていたニシトさんのスタッフさんが、ニシトさんに言った言葉が・・・
これをスタッフさんに言われて、ニシトさんはびっくり、反省したのだとか。自分の出来ていないことをスタッフに指摘されて、素直に受け止めるなんて、なかなか出来ないことですよね。
ステキな人だなって思いました。
職場であった優しくない場面
なんで、急にこんな話を思い出したかというと、
今日、私が勤める職場に4か月くらい前に入ったAさんと上司の会話に、同じような気持ちを感じたからなんです。
上司が、Aさんに“ある書類”を探してほしいと依頼をしたのですが、ちょっと特殊な書類だったのと、上司の説明が長くて、何を頼んでいるのかがAさんには理解ができなかったんです。(Aさんも、わからなければわからないと言えば良かったのだけれど)
結局、上司の意図と違うことをしてしまったAさん。
上司に怒られていたのですが・・・。
私は、「伝え方が悪かったんじゃないかな?」「仕事の依頼の仕方が優しくないよなぁ・・・」って思ったんですよね。
相手の頭の中を想像して話す
言葉のコミュニケーションってホントに難しいと思うんです。
想像力を働かせないと、なかなか上手くいかないというか。
相手の理解に合わせて話をするって、やっぱり訓練なんでしょうか。
我が家には、81歳になる義母がいます。少し耳が遠くなっているのと、やっぱり年相応に理解力は落ちている気がします。
話が上手くかみ合わないこともあったり、町から届くいろんな案内のものの理解が出来なかったりします。
義母の話を聞く時、義母に話をする時に気をつけているのは・・・
声のトーンを抑えて、少しゆっくり話す
相手が、何が理解が出来ないのか理解しようとする(理解度を想像する)
相手のわかる言葉を選んで話する
可能なら具体的な話を使って話をする
これは仕事の時も同じです。
相手に伝えることの難しさをとても感じます。スタッフとのやり取りでも、経験により、またスキルにより、理解度もさまざま。
仕事の頼み方って、本当に難しい。
私は、自分がそれくらいの経験年数だった時のことを思い出すようにしています。いかに相手の目線まで下がることができるかってことです。
そして、私は病院で患者さんのご家族と話をすることが多いのですが、この時も相手の理解に合わせて話することは大切。
患者さんが高齢なので、その子どもと言っても高齢だったりします。
(90歳の患者の長男だと70歳前後だったり)
そうすると言葉の使い方がとても大切。
専門用語を使わない
相手がわかる言葉で話をする
相手の反応を見ながら話する
日々訓練だなぁと思っています。
やっぱり、相手への思いやりが一番大切なのかなぁ・・・。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?