見出し画像

最近よく耳にするようになったチャイルドペナルティとは?そして男女の差を感じた子育て期

最近、木下斉さんのvoicyを聞いていたときに、紹介していた双子パパTakaoさんの記事を読んだりして、チャイルドペナルティって言葉があるんだぁって知りました。

最近、男性の育休とっている人が多くて、いい世の中になったなぁ・・・と悠長なことを思っていたのですが、いろいろあるんですね~


チャイルドペナルティって?

チャイルドペナルティって、ご存じでした?

チャイルドペナルティとは、子どもを持つことによって生じる社会的・経済的に不利な状況を指します。・・中略・・日本では「子育て罰」とも訳され、出産による賃金下落だけでなく、広い概念で子育て世代に「罰」を与えるかのような社会の価値観、政策、企業慣行等を含む場合もあります。

【1分解説】チャイルドペナルティとは? 第一生命経済研究所

へぇ・・・そんな言葉があるんだぁっていうのが、私の印象でした。
それなら、私もチャイルドペナルティ受けていたんじゃない?って、思っちゃいました。やはり、仕事をやめたり、転職したり、子育てで、パート勤務にしたりしていましたからね。

私、前の職場は千葉の総合病院で看護師していたんです。
リハビリの職員は全体で100人以上いて、男性が半分以上、そして、みんな若いし、育休取得している人が多い印象でしたね。だれか、必ず育休しているって感じ。でも、それほど長い期間をとっていなくて、せいぜい2~3ヶ月くらいだったような気がします。そういえば、男性の薬剤師さんも育休とってました。なんか、一緒に仕事をしていた他部署の人には言わずにそ~っと休暇とっていましたね。

やっぱり、男性の育休取得者も増えているとはいえ、みんな育休とるのを申し訳なさそうに取っていたり、まわりのスタッフも快く思っていない人もいました。男性の育休取得率は増えているとはいえ、やっぱり少しハードルが高いんだろうなぁ。

実際、育休を取得すれば給料も下がってしまいますし、金銭的なことも関係しているのかもしれないですね。

私の場合の、チャイルドペナルティ

私は、学校を卒業後、看護師として実家の近くの病院で働き始めました。
2年勤めたところで結婚、転居し隣県に住みました。当然、仕事も変わっていますが、同じ国立病院でしたので、移動という形で再就職。
看護師という職種なので、職場でのキャリアは切れますがいろんな経験ができたかなって思います。

その後は、子どもがなかなか出来なくて、一度仕事をやめようって決めたら、退職の2ヶ月前に妊娠していることがわかって・・・

その後は、子育てに追われる日々。専業主婦というやつです。3人の子育てをしながら、義父母、義妹との生活は、かなりキツかった。
義母には「子どもは親が育てるもんだ」と言われ仕事に行くことを反対されましたが、子育てにほぼ参加していない夫には何も言わなかったので、「子どもは母親が育てるもんだ」と言われている気がしました。

そして、三男が保育園に通うようになってから、パートに出ました。デイサービスの看護師です。この時、仕事をしながら、ケアマネージャーの勉強をしてみたら合格(今、思えばよく勉強できたなって思います)。それで、仕事を掛け持ちしたり、転職したり、いろいろしまして、三男が小学校に上がるタイミングで、常勤の仕事につくことになりました。

でも、夫が千葉に転勤になったものですから、常勤になって2年たたずして退職、転居。専業主婦に逆戻りとなりました。千葉での生活に慣れてきたところで(半年くらい)、デイサービスの看護師のパート、その後、総合病院の看護師パート、三男が中学校に上がるタイミングで常勤で仕事をするようになりました。

結局何が言いたいかというと、チャイルドペナルティ、夫ペナルティ、義母ペナルティがあった気がします。長く続けた仕事はないですし、看護師の資格があったので、給料は大きく下がることはなかったですが、決して上がっているわけでもなかったです。退職金もしかり。
やっぱり「子育て罰」という言葉があっているかもしれません。

結婚生活の男女の差

そして、もう一つ、子育てしている時に気になったのは、なんで、子育てをしている母親、女性は、結婚、子育てでこんなに生活が変わってしまっているのに、男性はどうしてなにも変わらないんだろうってこと。

もちろん夫婦によっても違うし、時代によっても違うでしょう。
でも、私は自分の生活がすごく変わったことに、その当時なんだか、すごい違和感を感じていたんです。

そうそう、私が2人の育児、家事に追われているとき。
夫が友人の女性と夜にご飯食べて映画みてくるねって言ったことがあったんです。この時は、殺意を感じましたね(笑)

だってね、私、美容室に行く暇もない。1人で外出も出来ない、どこに行くにも子ども連れ(同居なのに)。夫は、仕事でほぼ家にいない。たまにいても、私を楽にはさせてくれない・・・。

いや~あの頃の自分を褒めたいくらい、頑張っていたと思いますよ。
それでも、それも自分で選択したことと、切り替えて、今があります。

子育て世代にもう少し理解と協力ができるような社会になればいいな。
そして、可能な職種だったら、一定時間働いて実績あれば、短時間でもみんなと同じ給料というふうになっていったらいいなって思います。
子育てに優しい世の中になりますように。

我が家の息子達にも、ちゃんと言っておかないとですね(笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?