火災保険の補償内容をちゃんとわかっていますか?火災保険の意外な使い方を紹介
昨日、一昨日に、我が家の火災保険の見直しで感じたことを書きました。
やっぱり、親が高齢になった時、どんな保険をかけているのか、みてあげることが大事なんです。
もちろん、親の性格にもよりますが、遅くなればなるほど、対応が大変になっていくので、お早めに。
今日は、火災保険には、意外な保険としての利用方法があるので紹介したいと思います。この話を、友人に伝えたら、お子さんがアパートを引き払う時に保険使えたと、感謝されました(笑)
火災保険の特約
今回、新たな火災保険の契約をしたのですが、つけた特約に「破損、汚染等」というものがあります。
これは、水道管が凍結して破損したとか、子どもが遊んでいてテレビにぶつかり壊れたとか、そういったことでも補償がでるプラン。
つけなくてもいいかなとも思ったのですが、最近、義妹の家で、ひょんなことから家電壊れ、大きな出費になってしまい・・・。破損の特約がなかったので、全部自費になって、泣き泣きだったということがありました。
可能性の問題なので、どうかなぁとは思ったものの、「破損、汚染等」の特約はつけてみました。
実は、私が以前、賃貸で住んでいた時に、補償が出たこんな経験があるからつけてみたのですが・・・。
火災保険の意外な使い方
以前、千葉県に住んでいた時は、戸建てを借りて住んでいました。
その時に、洗面所で化粧瓶を落とし、洗面台にヒビが入ってしまったんです。
これが、なんと、火災保険で直すことが出来たんです。借家の場合、火災保険の中に〝賠償責任補償 借家人賠償責任〟というものが入っているんです。
つまり、借りた人が、故意でない事故で貸主のものを壊した場合に、保険を使って直すことができるということ。
洗面台は、ヒビが入っただけで使えないわけではなかったのですが、やはり、退去時には直す必要が出てくるだろうし、どうしよう・・・。
そう思っていたので、早速保険会社へ問い合わせてみました。
今は、なんでもネットで問い合わせが出来るのでとても簡単!
こんな感じですすめました。
こんな感じで比較的簡単に保険金がおりました。
ここで、あなたは気付きましたか?
「工事してから振込じゃないの?」
そうなんです、工事をしたかの確認はされないんですよ。
私の場合は、業者の口座へ直接振り込んでもらい、工事もしてもらいましたが、工事が終わったという証拠の写真をおくるとかはしなくても良かったです。
保険会社は補償の対象の金額を払うだけなんですって。
結局、私の場合、205,832円の保険金がおりるかたちとなりました。
知らないことは損
今回の件は、たまたま、火災保険の更新があって、家に届いていた〝ご契約のしおり〟を読んでいたら・・・
保険金をお支払いする主な事例に、
〝化粧瓶を落とし、洗面台を破損してしまった〟
という記載を見つけたところから始まりました。
その他、保険金がおりる事例として紹介されていたのは
いろいろな事例がのっていました。ネットでも情報を探すことができます。
逆に、支払いできない事例ものっていましたので、気になる方は、ご自身が入っている保険のしおりを読んでみてくださいね。
ちょっとしたことを知っていると、少しお得な気分になりますね(*^_^*)
保険会社さんからの豆知識
実は、洗面台の見積もりを出してもらったとき、最初の金額は、262,130円だったんです。
保険会社に見積もりを伝え、審査しておりた金額が、上記の 205,832円 だったわけなんです。
じゃあ、この差額は?というと、結果的には業者さんが値引きしてくれました(値引きなのかホントのところはわからないのですが)
でも、この時の保険会社さんのアドバイス
「貸主さんのものを保険を使ってなおすので、足りない分は貸主さんに交渉できるんじゃないですか?」
確かにそうですよね。
自分の前に使った人もいますし、経年劣化もあります。私だけが責任を負う必要はないわけです。
この時は、保険だけで済みましたし、私は1円も出していないので、これで良かったんですけど・・・。
いろんなケースがありますので、周りの方に相談したり、自分で調べたり、損のないように。
せっかく入っている保険ですから、使えるものは使って、直すことができると良いですね。
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