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賃上げについて思う

4月から、通常であれば定期昇給があります。しかし・・・。

今年は医療・介護のダブルで診療報酬の改定があり、6月施行となるため、私の勤める病院では定期昇給も6月からとなる予定です。

さて、昇給は何パーセントになるのか?


定期昇給の見込みは?

今日、衝撃的なものをのぞき見してしまいました。

それは、事務長が持っていたメモ。
ちらっと見えてしまったのです😅
たぶん、偉い方々での運営会議のメモだと思うのですが・・・。

近隣の賃上げ、1.5%、2.5%
1.5% しなくてよい

みたいなことが書いてありました(苦笑)
これって、なんか、すごく世の中の流れに乗れてないと思いませんか?
医療業界って、なんでこんなに遅れているのかと思う。

医療業界って、サービス産業でありながら、収入を診療報酬に頼っているので、ベースアップは難しいということですよね。なんだか、がっかりしました。

ちなみに、私の過去の昇給を改めて確認してみると・・・
2023.4 定期昇給は1%
前の職場のものをみてみると、概ね1.2%ほどでした。

さらに、がっかりしました・・・。

世の中の流れは・・・

今年は、物価があがり、インフレが進んでいます。
ニュースでは、中小賃上げ4.42%なんて記事もありました。

大企業では5%以上のところもあるようですし、それこそ10%以上を出しているところもあるようです。

労働者が少なくなっている以上、賃上げをしないと労働力を確保できない状況だということですよね。

医療業界もやっぱり慢性的に人手不足です。診療報酬改定で厚労省が説明している内容は、2.5%のベースアップを目指すということですが、この時点で世の中の動きにのれていないんだなって思うのです。

看護職員などの賃上げについてベースアップ評価料と賃上げ促進税制を組み合わせることで、24年度に2.5%、25年度に2.0%のベースアップを目指す方針

メディカルサポネット より

実際は、どうなるでしょうか

さて、私がみてしまった事務長のメモ。これが、本当かどうか。

実際、ベースアップも地域的なものが関係するのかなって気はするんです。
以前、千葉県の病院に働いていたのですが、やっぱり東京で働いている人と比べると給料が全然違っていて、都内の方が格段に高かったことを思い出しました。そして、千葉から富山に来た時も、同じくらいの給料をもらえるところはみつけられず、収入減の就職となってしまったわけです。

そして、最近、聞いた笑えない話。
3月で退職する私の上司の転職活動で、やっぱり給料が折り合わないことも多いし、基本給をなかなか教えてくれないところもあったようで、なんども聞いていたら、「転職なんて給料が下がるのが前提でしょ!!」って言われたらしい・・・。

これ、ホント?って思いました。
給料があがる転職先を探すのが、本来だと思うのですが、下がる前提で探すのはありえないですよね。基本的な考え方を改めないといけませんね。

さて、肝心の私の給料はどうなるか。
6月の給料明細を楽しみに(?)待ちたいと思います。


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