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モモ 〈時間泥棒との奮闘〉


ご存知の方も多いかも。
ミヒャエルエンデ作 『モモ』

画像引用:岩波書店HPより

時間泥棒の『灰色の男たち』と主人公モモとの奮闘を描いた作品。

 
銅版画家の友人から教えてもらったのは大人になってから。岩波少年文庫のものだけど、大人にこそ読んで欲しい一冊。

『時間』という大切なものを差し出す代償

限りある時間。
自分と大切な人のために
幸せのために使えているか、ドキリとするかも。



銅版画家の彼女の作品にも
『時間』
がテーマになっている作品がいくつかあって、
他にも題名にこそなっていないものの、
『たおやかな時間』(個人的な感覚)
を感じる作風が多い。

彼女が纏う、なんともゆったりとした雰囲気から『モモ』が好きな理由も窺える。

作品は『金箔』が『ふんだん』に使われています。金箔と絵の具が醸しだす世界も是非。
毎年秋、新宿伊勢丹で個展を開催しています。

画像引用:三越オンラインより
至福の時 銅版画、金箔制作
画像引用:三越オンラインより

拡大した画像のテーブルに刻まれた
『La PECNICOVA』は、北鎌倉でご主人が経営するレストランの名前。

テラスからの鎌倉の森の眺望が素敵なレストラン


本題に戻ります

実用書で知識を溜め込むことに疲れたときも
ミヒャエルエンデ作 モモ
おすすめの一冊です。


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