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【初めての自動車産業】#2 ハイブリッド車のひみつ

初心者と一緒に、自動車産業を学ぼう!
縁あって自動車産業を勉強することになりました。エンジンが爆発の力で動くということすら知らなかった私ですが、一緒に知って学んでいければと思います。(内容は、知識がある方にチェックしていただいていますが、間違っている可能性もあります)

2回目は、ハイブリッド車の秘密に迫ります!

#2 「性格は色々、HVのはなし」

たまごっちが大ヒットし、ポケモンが大ブームになったころ、
「21世紀に間に合いました」という宣伝で初代量産型のハイブリッド車(HV)が登場した。
1997年、トヨタ「プリウス」の誕生である。

HVは「ガソリン車とEVの両方の特徴を持つ」と一言で表現できるものの、
エンジンが主役のパラレルHV、モーター主役のシリーズHV、
充電できるPHV、色々持っているシリパラ/スプリットHV……
とにかく、種類と名称が多い。

HVの特徴である、電気で動く「モーター」にも2種類あって、
エンジンを動かすための原動力になる「発電用モーター」と、
エンジンの代わりに車両を動かす「走行用モーター」に分けられる。
英語では、GeneratorとMotorという表現の使い分けが多くあり、
2つ合わせて「デュアルモーター/dual-motor」ともいう。

まるで双子のさくらんぼ

ちなみに、世界初HVが披露されたのは1900年のパリ万国博覧会で、
フェルディナント・ポルシェによる、モデル名「Semper Vivus(常に活動的)」
最近話題のHVも、最初のお披露目からは100年以上経っているんですね・・・

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