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あやうい

息子は中2。去年の担任は突如「世界一周旅行に行くので!」と宣言して辞めてしまった。息子曰く、今年夏の出発予定らしい。はて、今年の担任は?

というわけで、先日懇親会ではじめて今年の担任の先生に会った。30代前半の女性の先生。線が細くて優しそう。
クラスの1/4程度の親が集まった懇親会で、先生が挨拶する。

「私は、このクラスを良いクラスにしたいんです。来年の3月に、生徒と『いいクラスだったね!』って話したくて。また、私だけがそう思うんじゃなくて、他の先生たちにも『いいクラスだね』って言われたくて。だから頑張ります」

という内容のことを話された。
・・・うーん、違和感。

「良いクラス」ってなんだろう?百人が百人美味しいと思う料理がないように、「良いクラス」の正解もよくわからない。
そして、何よりも「他の先生たちにも『良いクラス』と言われたい」というのがすごく危うい。
なぜなら他人の気持ちをコントロールすることはできないからだ。「他の先生がなんと言おうと、私はこのクラスがいいクラスだと思う!」というのは、O K。主語が自分だから。でも、他人から褒められたい、認められたいを目標にしたら、苦しくなってしまうだけだと思う。

なんてことを思って、結局伝えられなかった日和見な私は、相変わらずずるい。
自分も気づいたら「褒められたい!」思考だからね、気をつけよう。

追伸:前回記事でフォロワーが突如増えて、スキも増えて、言葉がなんか硬いな。もうすぐなれると思う。

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